
韓米日3国が、北朝鮮に対する制裁と圧力を以前よりも強化することで意見が一致した。北朝鮮が、5者(韓・米・中・日・ロ)が提案した「探索的対話」に応じず、挑発的な行為を繰り返していることに対する措置だ。特に3国は、北朝鮮政権の人権問題を北朝鮮圧力の前面に押し出す方針だ。北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の議長国である中国が協力するかどうかにも関心が集まる。
外交部の黄浚局(ファン・ジュングク)韓半島平和交渉本部長は27日、ソウル中区(チュンク)のロッテホテルで、米国のソン・キム政府特別代表(北朝鮮担当)、日本外務省の伊原純一アジア大洋州局長と会い、このような方向で意見をまとめた。黄本部長は会議が終わった後、記者団に対して、「韓米日は、強力な北朝鮮への圧力と挑発抑止に向けて制裁の実効性を高めるために具体的な意見を交わした」とし、「北朝鮮の人権改善のための国際社会のモメンタム維持に向け、多角的な方法を話し合った」と明らかにした。
ソン・キム代表も、「北朝鮮の深刻な人権状況を正すために、国際社会との協力が重要だということで意見が一致した」と明らかにした。黄本部長は、今後も6者協議首席代表会合で北朝鮮人権問題が扱われると付け加えた。今月半ばに訪韓したジョン・ケリー米国務長官も、北朝鮮の人権を改善する必要性を力説した。
このため、国連で人権問題の議論が活気を帯びるものとみえる。昨年、国連安全保障理事会は、北朝鮮人権をいつでも議題として扱うことで合意し、国際刑事裁判所(ICC)への付託も可能にした。ソン・キム代表は、「北朝鮮は真摯な外交(対話)努力をすべて拒否しており、北朝鮮に対する圧力を強化する以外の選択を与えなかった」と指摘した。
しかし、自国内の人権状況が劣悪な中国は、北朝鮮に対する人権圧迫には依然として生温い態度だ。
中国は、韓米日との協議が「北朝鮮封鎖」に映ることを快く思っていない。中国の武大偉特別代表が、韓米日の代表に個別に会ったことも、このような理由のためだ。黄本部長とソン・キム代表は28日に中国に向かうが、2国間対話だけで韓米中3者協議は中国が拒否した。伊原局長は、韓国に来る前に中国を訪れた。黄本部長は、「中国も北朝鮮への圧力強化に同意しているのか」という質問に、「中国も北朝鮮の核を容認しない考えであり、韓米日と同じ立場だ」と答えた。
shcho@donga.com






