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米博物館、白南準の未公開作品2点を来月24日公開

米博物館、白南準の未公開作品2点を来月24日公開

Posted March. 26, 2015 07:32,   

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来年で死去から10年を迎えることになるビデオアーティスト・白南準(ベク・ナムジュン)の未公開・未完成作品2点が新たに発見された。米ワシントンのスミソニアンアメリカンアートミュージアムは、「2009年、白氏の遺族から寄贈を受けたトラック7台分の資料について分類作業を行っていたところ、まだ知られていない未完成作品2点を発見した」とし、「来月24日に開幕する企画展で公開する予定だ」と、25日明らかにした。

1967年と68年に作業した「無音オペラ」の「エチュードI」は、ファックス用紙に四葉のクローバの形で4つ束の同心円を描いたスケッチだ。それぞれの円には、「God」、「Dog」、「Love」、「Hate」という文字が挿入されている。スミソニアン側は、「白氏は世界の音楽史上初めて『コンピューターオペラ』を作曲した人になるだろうという抱負を明らかにしたことがある」と説明した。メディア技術を使って、従来の芸術を実験的に遊戯するかのように再解釈した白南準の作品世界の根幹を示しているという評価を受けている。

「Confused Rain」は、短めなネガティブフィルム映像だ。「Confuse」という単語をアルファベットで分割し、白地の上に雨滴のように滴るようなイメージを作った。



sohn@donga.com