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トラファルガー広場「第四の台座」、今年は「ギフト・ホース」

トラファルガー広場「第四の台座」、今年は「ギフト・ホース」

Posted March. 09, 2015 07:27,   

英ロンドンのトラファルガー広場に新たな名物が登場した。4.6メートルの高さの大型の馬の青銅彫刻だ。ただの馬ではなく、馬の骸骨の彫刻なので目を引く。そっとあげた左前脚には、大きなリボンが飾られている。リボンは、ロンドン証券取引所の字幕ニュースが表示される電光掲示板になっている。

彫刻の名前は、「贈り物の馬」という意味の「ギフト・ホース」だ。ドイツ出身で米国を拠点に活躍する彫刻家、ハンス・ハーケ氏(79)が、トラファルガー広場に隣接するナショナル・ギャラリーに展示されたジョージ・スタッブスの「馬の解剖学」(1766年)を見てインスピレーションを受けて作った作品だ。ロンドンは、騎馬の銅像が多いうえ、第1次世界大戦に参戦した軍馬を主人公にした演劇「ウォー・ホース」が公演される都市なので、より意味がある。

ギフト・ホースは、ロンドン市が1999年から始めたプログラム「第四の台座(Fourth Plinth)」の10番目の作品だ。ネルソン提督のトラファルガーの海戦勝利(1805年)を記念して1845年に作られたトラファルガー広場には、中央のネルソン記念柱を中心に四隅に19世紀の英国の英雄の銅像が順に立てられた。1857年、セポイの反乱を鎮圧したヘンリー・ハブロック(南東)とインド駐留軍総司令官を務めたチャールズ・ジェームズ・ネピア(南西)、そしてこの広場を今の形に作り上げたジョージ4世(北東)の3人までで、北西の台座は、150年以上空席だ。ジョージ4世の弟ウィリアム4世の騎馬像が入る予定だったが、資金問題で空席のままだ。

「第四の台座」プロジェクトは、最初は英国王室美術振興協会が主幹したが、2003年からロンドン市が公募して1、2年間作品を展示しており、公共美術プロジェクトのロールモデルになっている。ギフト・ホースは、来年2月まで展示される予定だ。



confetti@donga.com