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京仁アラベッキルに水陸両用バス、5月から運行開始

京仁アラベッキルに水陸両用バス、5月から運行開始

Posted February. 23, 2015 07:18,   

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陸地と海とを自由に行き来する国内初の水陸両用バス(写真)が、5月から観光客を乗せて、京仁(キョンイン)アラベッキルを運航する。

22日、仁川(インチョン)市によると、民間事業者のアクア観光コリアは4月までに、水陸両用バスの船着場工事を終えたあと、試験運航を経て、5月1日から運航に乗り出す計画だ。水陸両用バスは計2台が運航される。定員39人乗りの規模だが、航海士や運転手、観光ガイド、レスキュー隊員などを除けば、30〜35人の乗客を乗せることができる。海上での安全事故に備えて、救命ボートや救命胴衣などの人命救助装備も載せる。

水陸両用バスは、1日に7回、仁川沿岸の旅客ターミナルを出発して、京仁アラベッキルを回った後、アラベッキル内の艦上公園周辺の船着場に入港する。陸上で60分、海上で10分前後を走り、70分ほどがかかる。

当初、このバスは、旅客ターミナルから永宗(ヨンジョン)橋やイエダン浦を経る陸上道路を走る計画だったが、最近、永宗橋で起きた車両106台の追突事故の影響で、コースが変更された。運賃は、大人が3万ウォン、青少年は2万5000ウォン、12歳以下の子供は2万ウォンと、それぞれ策定された。市関係者は、「米国や英国、豪州、日本など、主要観光地ではすでに水陸両用バスが大きな人気を集めている」とし、「交通安全公団や船舶安全公団で、自動車や船舶としての安全検査も全て合格した」と明らかにした。