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サルコジ氏が政界復帰、野党党首に

Posted December. 01, 2014 14:25,   

政界復帰を宣言したフランスのサルコジ前大統領(59)が29日、野党党首に返り咲き、2016年の大統領選出馬への基盤を築いた。

先月28、29日に行われた保守系野党第1党、国民運動連合(UMP)の党首選で、サルコジ氏は64.5%の得票率で、29.2%だったライバル候補、ルメール元農相を抜いて党首に選ばれた。今回の党首選は電子投票方式で行われたが、投票中にウェブサイトがサイバー攻撃を受け、1時間ほど投票が中断した。UMPは、26万8000人の党員のうち58%が投票に参加したと明らかにした。

1974年に政界入りして以降、40年間で5度長官を務め、5年間大統領に在任したサルコジ氏は、党首に選出されたものの、次期大統領選候補が確約されたわけではない。サルコジ氏の今回の得票率は、2004年、内務相時代に党首選に出た時の得票率85.1%と比較すると、大幅に下がっている。

フランス紙「ル・モンド」は、「10年前より20%も下がったサルコジ氏の党首選得票率は、もはやサルコジ氏の魔法が通じないことを示し、保守系内の激しい競争が起こることを予告した」と報じた。「フィガロ」は30%近く得票したルメール氏を驚きの主人公と称賛し、「サルコジ氏の再出発を記念する祝杯をルメールが代わりに飲んでしまった」と論評した。