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梁玹種のメジャー進出に球団がマッタ、問題は金光鉉を下回る入札額?

梁玹種のメジャー進出に球団がマッタ、問題は金光鉉を下回る入札額?

Posted November. 24, 2014 08:32,   

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KIAの梁玹種(ヤン・ヒョンジョン=26・写真)のメジャーリーグ進出に待ったがかかった。梁玹種は、ポスティング(非公開競争入札)金額に関係なく渡米したい意向を明らかにしているのに対して、所属するKIAは「入札金額が少なすぎて受け入れ難い」との立場を表明した。23日午後、梁玹種と面談した球団関係者は、「梁玹種の気持ちだけを考えてはならない。今後、韓国選手がメジャーに進出する際、この金額が基準になり得ることまで考えなければならない」と話した。

これに先立ち、同日午前、メジャーリーグの公式ツイッターは、ミネソタが梁玹種入札で最高金額を提示したと明らかにした。だが、具体的な金額は公表しなかった。KIAも入札金額を発表していない。

サンディエゴがSKの金光鉉(キム・グァンヒョン=26)に提示した200万ドル(約22億2600万ウォン)より少ないという噂が広がっている中、梁玹種とKIAは再び話し合いをすることにした。KIAは28日までに入札金額を受け入れるかどうか返答しなければならない。

2年前に柳賢振(リュ・ヒョンジン=27)が2573万7737ドル33セント(約286億4610万ウォン)でロサンゼルス・ドジャースのユニフォームを着る時までは、韓国投手がこれほどまでに粗末な扱いを受けることを予想した人は多くなかった。金光鉉と梁玹種は、柳賢振とどこが決定的に違うのだろうか。

答えは制球力だ。大リーグでは投手の制球力を、奪三振に対する四球の割合で評価する。狙った位置にボールを投げられる能力だけでなく、打者との駆け引きなどあらゆる場面での対処能力を判断できるからだ。

柳賢振は、国内リーグで活躍した7年間、奪三振(1238個)が四球(383個)の3.28倍だった。それが、金光鉉(870奪三振、471四球)は1.85倍で、梁玹種(748奪三振、455四球)は1.64倍しかない。今シーズン、大リーグで規定投球回を満たしている80人のうち、この割合が2倍を超えていない選手は二人だけだ。三星(サムスン)のバンデンハーク(29)は国内リーグで2年間で3.41倍だったが、メジャーでは6年間1.86倍を記録した。

ミネソタの地元紙「ファイヤーニア・プレス」は、2013年にミネソタのマイナー最高投手に選ばれたエルバス(29=ハンファ)の話として、「梁玹種は韓国で2ストライクのタイミングで空振り三振が取れる投手だ。だが、メジャーでも同じような活躍ができるかは疑問だ」と書いた。