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金武星代表、「公務員年金改革、時期が重要なのか」

金武星代表、「公務員年金改革、時期が重要なのか」

Posted October. 23, 2014 03:14,   

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公務員年金改革の時期をめぐって、大統領府と与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表の認識の相違が明確になっている。大統領府が公務員年金改革の年内処理を迫っているが、金代表は22日、「(年金改革を)することが重要であり、時期が重要なのではない」と主張した。21日に続き、公務員年金改革の速度調節論のようだ。

金代表は22日、最高重鎮連席会議で、「祖国の近代化の立役者として働いてきた前・現職公務員が、愛国的な観点で年金改革に同意してほしい」とし、「高齢化社会で、基金に対する財政圧迫と国民年金との公平性の問題で、(公務員年金制度は)これ以上運営が不可能であり、抜本的な改革を行わざるを得ない」と強調した。しかし、具体的な時期については言及しなかった。

金代表は会議が終わった後、記者団に対して、大統領府の年内処理の主張について、「公務員年金改革を行うことが重要であり、時期が重要なのではない」と述べた。大統領府が提示した「年内処理」の期限に賛同しない考えのようだ。

金代表は、党と大統領府が対立しているように映ることに対して、「なぜ度々私と大統領府を争わせようとするのか」と述べ、メディアに対する不満を吐露した。改憲議論に続き公務員年金改革の方式をめぐっても衝突するように見られることが重荷のようだ。

金代表側関係者は、「公務員組織の反発があり、野党とも交渉しなければならない現実的な問題がある」と説明した。大統領府は目標を掲げればいいが、与党は交渉する主体として現実的な困難が多いということだ。しかし、党内では公務員年金改革が、党と大統領府の対立だけでなく、党代表と親朴(親朴槿恵)系の対立の最前線として浮上している。

同日の会議で、指導部の他の声は金代表と少し違った。李完九(イ・ワング)院内代表も、「公務員の愛国心に訴えて手を加えるべき状況」と主張したものの年内処理を強調した。李仁済(イ・インジェ)最高委員も、「公務員年金改革は政治日程から見て、早くしなければならない。来年には総選挙ムードになるだろう」とし、大統領府の「年内処理」を援護する考えを示した。