全国に8万7000人いる代行運転手は、平均的に1日8時間、月24日を働いて、1日5.5人の客を受けているなど、代行運転の実態が明らかになった。
国土交通部が交通安全公団に依頼して今年3月にまとめた「自家用車の代行運転利用の実態調査と政策研究報告書」によると、代行運転手は1日平均8時間を働いているが11時間以上を働く人も全体の9.9%に上った。代行運転利用者は、1日平均48万人だった。
代行運転手が一番苦しく思っているのは、安い料金。業者によって差はあるが、近距離は1万〜1万5000ウォン、遠距離は2万ウォン程度だ。月200万ウォン前後の収入だが、代行業者に手数料として収入の20%を引かれ、代行運転保険料、交通費、客の行き先と料金を確認できるスマートフォンのアプリケーション使用料などを差し引けば、手に取るのは約150万ウォンだ。クラブに所属する代行運転手の収入は遥かに多い。代行運転をするキム某氏(52)は、「ソウルの江南(カンナム)と城南(ソンナム)間を運行する一般代行運転の料金は2万ウォンだが、クラブ所属の代行運転手らは6万ウォンをもらっている」と話した。
代行運転手を保護するための法律はまだない。与党セヌリ党の姜起潤(カン・ギユン)議員が2012年9月に、野党新政治民主連合の文炳浩(ムン・ビョンホ)議員と李美卿(イ・ミギョン)議員が昨年7月に、それぞれ代行運転手の地位向上と権益保障の充実を図るための代行運転業法案を発議したが、国土交通委員会に付託されて以来、未だに棚上げ状態だ。国土交通部の報告書によると、代行運転手の80%が、「政府の制度的支援と法制定が緊要だ」と答えており、最大の問題として業者との不公正契約を挙げた。






