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セウォル号、またも痛ましい犠牲・・・捜索支援ヘリが光州で墜落、5人死亡

セウォル号、またも痛ましい犠牲・・・捜索支援ヘリが光州で墜落、5人死亡

Posted July. 18, 2014 03:46,   

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セウォル号沈没現場での捜索支援活動を終えた消防ヘリコプターが戻る途中、光州市(クァンジュシ)の住宅街に墜落し、乗っていた5人全員が死亡した。17日午前10時53分頃、光州市光山区長徳洞(クヮンサンク・チャンドクトン)のプヨン・マンション206棟付近の歩道に江原道(カンウォンド)消防本部第1航空隊所属のヘリ(A365-N3)が墜落した。この事故で、操縦士のチョン・ソンチョル消防警(52)、副操縦士のパク・インドル消防尉(50)、整備士のアン・ビョングク消防長(39)、救助隊員のシン・ヨンリョン消防校(42)、イ・ウンギョ消防士(31)が死亡した。遺体は、光山区水莞洞(クヮンサンク・スワンドン)のKS病院に安置された。事故当時、バスの停留所にいた女子高生のパクさん(18)が足にヘリの破片を受けて負傷し、入院して治療を受けている。

事故を起こしたヘリは、マンションや学校、商店街で囲まれたマンション団地の4車線(往復)道路の歩道に轟音とともに垂直に墜落した。ブヨン・マンション206棟から10メートル、ソンドク中学校とは20メートル離れた場所だった。ブヨン・マンションは全6棟で、449世帯が入居している。マンション団地や学校に落ちたなら大惨事につながるところだった。ヘリは4月29日から光州空港とセウォル号沈没海域を往復し、5日毎に捜索支援を行っていた。14日に再び投入されたヘリは、同日午前8時47分頃、光州飛行場を出発して珍島(チンド)海域に到着したが、雨が降って霧が濃いため40分ほどで光州飛行場に戻った。ヘリに乗っていたシン・ヨンリョン消防校は午前10時25分頃、携帯電話で江原道消防本部に「雨が降って現場に近づくことができないため、江陵(カンルン)に戻る」と報告した。ヘリは10時49分に光州飛行場を離陸し、4分後に墜落した。