与党セヌリ党の重要関係者は4日午前、鄭夢準(チョン・モンジュン)前議員の重要側近に急いで電話をかけた。鄭氏の妻、キム・ヨンミョン夫人(58)が7・30再・補欠選挙で、ソウル銅雀(トンジャク)乙に立候補できるかどうかを打診するためだった。
鄭氏側は難色を示した。6.4統一地方選挙のソウル市長選挙が行われたから、わずか1ヶ月しか経っておらず、市長選に出馬した鄭氏の選挙区を夫人に引き継がせる形では、再・補欠選挙で、地元の住民を説得できる名分が無いという理由からだった。鄭氏側は、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「党の意見がどうか知らないが、(キム夫人の出馬は)全く考慮していない」と言い切った。
党執行部が、繰り返して金文洙(キム・ムンス)前京畿道(キョンギド)知事を銅雀乙に立てようとしたが、金前知事は不出馬の意思は確固たるものと見られる。そのため、次善策を探したところ、「鄭夢準の夫人」のカードまでいじることになった。接触はしたものの、世論の逆風にさらされる恐れが多く、党内部では、キム夫人の公認の可能性は低いと見ている。党の重要関係者は、「とりあえず、日曜までは金前知事を引き続き説得するつもりだ」と話した。
新政治民主連合が、銅雀乙に奇東旻(キ・ドンミン)元ソウル市政務副市長を戦略公認することを決め、セヌリ党では、太刀打ちできる新しいカードが浮上する可能性もある。尹相現(ユン・サンヒョン)事務総長は同日、中央党公認委会議で、「野党の『朴元淳(バク・ウォンスン)アバター』戦略に対抗できる最高の戦略を講じたい」と明らかにした。
次善策として取り上げられている吳世勳(オ・セフン)前ソウル市長は同日、東亜日報との電話インタビューで、「韓国国際協力団(KOICA)諮問団の活動のため、計画通り、アフリカ・ルワンダに向け出国する」と明らかにした。再選・補欠選挙への不出馬の意思を明らかにしたのだ。セヌリ党の悩みは深まっている。






