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三星電子「白血病労働者にそれ相応の補償」

三星電子「白血病労働者にそれ相応の補償」

Posted May. 15, 2014 08:41,   

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7年以上続けられてきた三星(サムスン)電子半導体事業場の白血病産業災害疑心被害者と家族に対する補償案作りの議論が速やかに進められる見通しだ。

三星電子は同社の半導体事業所で働いていたところ、白血病など難病にかかって闘病、死亡した当事者と家族に謝罪し、それ相応の補償を行うと、14日発表した。

権五鉉(クォン・オヒョン)三星電子副会長は同日午前、ソウル江南区(カンナムグ)の三星電子瑞草(ソチョ)社屋で記者懇談会を開き、「(この問題について)心より残念に思い、お詫び申し上げる」とし、「先月9日、労働者やその家族、『三星半導体集団白血病真相究明と労働基本権確保のための対策委員会』(バンオリム)、沈相ジョン(シム・サンジョン)正義党議員が提案した内容を前向きに受け入れてそれ相応の補償を行う」と話した。

権副会長は、「公正で客観的な第3の仲裁機関が設置されるようにし、そこで補償基準や対象選定などに必要な内容を決めると従う」とし、「専門性と独立性を備えた機関を通じて半導体事業場の安全保健管理現状に対する診断を行い、再発防止対策も樹立する」と付け加えた。これは白血病産業災害疑心労働者や家族、バンオリム、沈議員側が提案した△公式的な謝罪△被害者と遺族へのそれ相応の補償△再発防止対策の樹立および施行などを事実上全て受け入れたのだ。三星電子が公式にこの問題と関連し立場を表明し、謝罪したのも今回が初めてだ。

このため、三星電子の周辺では具体的な事項は調整が要るが、双方が問題を解決するための契機を確実に作ったという分析が多い。特に先月、沈議員が三星電子側に提案した第3者仲裁期間の設置について肯定的に期待してもよいのではという見通しも出ている。