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文在寅議員「今の状況を打開できるのは朴大統領だけ」

文在寅議員「今の状況を打開できるのは朴大統領だけ」

Posted August. 19, 2013 03:52,   

今月1日から続いている野党民主統合党(民主党)の場外闘争に参加していなかった文在寅(ムン・ジェイン)議員が18日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に向けて口火を切った。ソウル銅雀区銅雀洞(トンジャック・トンジャクドン)の国立ソウル顯忠院で行われた故金大中(キム・デジュン)元大統領死去4周忌の追悼式でのことだった。

文議員は、「今の状況を打開できる人は朴槿恵大統領しかない」とし、「朴大統領が今の状況について謝罪し、南在俊(ナム・ジェジュン)国家情報院長を解任するべきだ。大統領選介入と西海(ソヘ)北方境界線(NLL)工作について、きちっと真相を究明し、責任を厳しく問い、それを通じて国家情報院を建て直し、崩壊した民主主義を立て直すべきだ」と話した。また、「キム・ハンギル(民主党)代表との会談や直談判を通じて、一日も早く問題解決に応じることを伏してお願いしたい」と語った。

文議員が公式に懸案問題について言及したのは、先月2日、南北首脳会談関連資料提出要求案の国会処理で本会議に出席したとき以来で、約半月ぶりのことだ。

場外闘争に参加していない理由については、「大統領選候補だった者が参加するのは、プラスにならないと思ったし、(党に)負担をかけることになると思った」と言い、「(党に対して)限りない感謝の気持ちと申し訳ない気持ちがある」と話した。いつから参加するのかを問う質問には、答えなかった。追悼式を終えた文議員は、再び釜山へ向かった。

文議員は、追悼式典では、昨年の大統領選で野党候補一本化で競争した無所属の安哲秀(アン・チョルス)議員と並んで座った。二人は、式典が終わった後、600メートル離れた金元大統領のお墓に向かうバスの中でも並んで座っていたが、お墓でも白菊を手に持って並んで入場して献花し、一緒に参拝した。二人は、追悼式典場で軽く挨拶程度の言葉を交わしたが、その他の場所では話を交わさなかったという。

安議員は、記者団に対して、崔章集(チェ・ジャンジプ)高麗(コリョ)大学名誉教授が、安議員のシンクタンク「明日」の理事長を3ヵ月ぶりに辞任し、「役割がなかった」と話したことに関連して、「私のもてなし方に悪かったようだ」と話した。安議員は、記者の質問が続くと「場所が場所だけに、これ以上の言及は適切でない」と言って発言を控えた。