Go to contents

現職次官級、性的接待場面撮られて恐喝される

現職次官級、性的接待場面撮られて恐喝される

Posted March. 19, 2013 03:36,   

한국어

次官級の人物が、性接待を受け、動画を撮られた後、金品を要求される脅迫まで受けたという複数の証言が出ている。警察は、建設業者が元現職の高官や病院長、金融関係者などに性接待を行ったという疑惑を裏付ける情報を、広範囲にわたって収集してきており、問題の動画が実際存在しているかどうかについて捜査を行っている。

警察庁・特殊捜査課は18日、このような疑惑を明らかにするため、本格的な内密捜査に着手した。大統領府を始め、検察や警察など、司直当局が相当緊張しながら、成り行きを見守っており、この事件が台風の目として浮上する可能性が高いと見られる。

法曹界の関係者は17日、東亜(トンア)日報とチャンネルAとの共同取材チームとの電話インタビューで、「08年ごろ、某建設会社の代表であるA氏が、B氏(次官級)を自分所有の江原原州市(カンウォン・ウォンジュシ)の別荘に呼んで性接待を行い、性関係の場面を自分の携帯電話で撮影した」と明らかにした。この人物は、「流出した動画を見たが、画面に登場する人物はB氏に他ならない」と付け加えた。

この建設会社の取締役を経験したA氏の甥(39)も、取材チームと会って、「叔父から渡された動画ファイルを見た後、インターネットで『B氏の名前』を検索し、同一人物であることを確認した」とし、「現在、パソコンにファイルとして保存している」と主張した。氏は、動画の内容について詳しく説明した後、「数年前、叔父がB氏に金を貸してほしいと要求したが、断られると写真を送るようにいわれ、私が動画の中の一シーンを、スチール写真にしてB氏の携帯電話に送った」と付け加えた。

A氏の元運転手は取材チームと会って、「A氏が、高官たちを呼んで別荘に泊まったこともあった。別荘の中には劇場もある。若い女性らも連れてきては、周辺のゴルフ場にも一緒に出向いた」と話した。

司直当局は最近、B氏を対象に性接待を受けたかどうかについて確認したが、B氏は「事実ではない」と主張したという。取材チームは、A氏と何度も電話を試みたが、連絡がつかず、家族は、「全くでたらめだ。(建設業者の)A氏は、名前すら聞いたことがない」と明らかにした。

この事件は、A氏と債務関係にあるC氏(女)が、「A氏が私に性的暴行を加えてから動画を撮り、私を脅した」とし、昨年11月、A氏をソウル瑞草(ソチョ)警察署に告訴し、明らかになった。警察は、A氏を在宅起訴意見で、先月中旬、検察に送検した。



neo@donga.com