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羅老号、予定通り26日午後3時半に打ち上げ

羅老号、予定通り26日午後3時半に打ち上げ

Posted October. 23, 2012 03:37,   

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09年と10年、2度打ち上げに失敗した韓国初の人工衛星搭載ロケットの「羅老(ナロ)」号が、26日、予定通り3度目の挑戦に乗り出す。羅老号の打ち上げは今回が最後だ。

李周浩(イ・ジュホ)教育科学技術部(教科部)長官は22日、政府中央庁舎で行ったブリーフィングで、「羅老号3次発射管理委員会で発射準備状況、気象予報などを総合的に判断した結果、26日、羅老号の打ち上げが可能だと結論付けた」と発表した。打ち上げ予定時間は午後3時半だが、正確な時間は当日最終確定される。

このため、1段と2段の組み立てが終わって最終点検まで終えた羅老号は当初の計画通り、打ち上げ2日前の24日発射台に運ばれ、前日の25日には最終リハーサルを進めるなど、本格的な打ち上げ準備に突入する。

一つの変数は天気だ。気象庁の週間予報によると、全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)にある羅老宇宙センターが位置した南海岸地域と済州島(チェジュド)には26日夜から弱い雨が降り始め、27日まで続くものと見られる。これと関連して、ブリーフィングに参加した気象庁のユ・ヒドン予報政策課長は、「週間予報が26日にそのまま適用される可能性は低く、気象状況をさらに見極めなければならない」と話した。

教科部と韓国航空宇宙研究院は成功の可能性を高めるため、24日と26日、高興現地で羅老号3次発射管理委員会を開いて、発射する時間帯に降水確率が高くなったら、いつでも打ち上げを延期する方針だ。特に、地上での平均風速が秒速15メートル以上であったり、高度30キロの高さで最大風速が秒速100メートルを越えると、打ち上げが中断される。羅老号の飛行軌道周辺の20キロ以内で落雷が観測されても打ち上げられない。

26日、羅老号を打ち上げられなかった場合、発射予備日の27〜31日に打ち上げ日程を延期することになる。



uneasy75@donga.com