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地方も魅力とソウルとを連携させ、外国人の足を広げる

地方も魅力とソウルとを連携させ、外国人の足を広げる

Posted December. 17, 2011 07:52,   

文化体育観光部と「韓国観光の年委員会」が選定する「韓国10大テーマ観光コース」は、韓中日3ヵ国が一緒に推進する「ゴールデン(golden)観光ルート」の一つとして推進される事業だ。各国の主要観光地を選び、相互の観光活性化に乗り出すという意味で、今年5月、韓中日観光閣僚会議で初めて議論された。3ヵ国は、26日から29日にかけて、実務者が再び会って、最終コースを確定する計画だが、韓国の「推薦観光コース」はすでに選ばれている。

代表的テーマ観光は、ユネスコの世界文化遺産ツアーコースだ。

16日、史上初めて、年間外国人観光客が100万人を突破した濟州島(チェジュド)も、主要観光コースだ。濟州島は同日、中国・浦東発航空機から降りた中国人観光客、ウェイカーミング・レイモンドさん(40)を、今年の100万人目の外国人観光客に選び、記念行事を行った。濟州は、ソウルの南山(ナムサン)と一緒に、「歩く観光地」である徒歩ツアーコースに選ばれた。

このほか、非武装地帯(DMZ)が含まれたエコツアー、ショッピングセンターを次々と訪れるショッピングツアー、情報技術(IT)ツアー、レポーツツアー、ウェディング医療ツアーなどがある。

このように、テーマ別観光コースを開発した理由は、何よりもこれからは、自分の関心事をテーマにしたテーマ観光が、韓国観光の主流に定着するだろうという予測のためだ。

地方経済の活性化も、主な理由の一つだ。昨年、韓国を訪問した観光客を相手にした実態調査(複数回答)によると、外国人観光客のうち、ソウル(80.3%)や仁川京畿(インチョン・ギョンギ=37.6%)などの首都圏を訪れる数字が圧倒的に多かった。



jmpark@donga.com jy788@donga.com