タレントのキム・ソンミン被告(37、写真)の拘束は芸能界だけを騒がせたのではなかった。24日、検察によると、外国でヒロポンを密かに持ってきて常習的に投薬し、大麻を吸った疑いで今月4日拘束されたが、金被告が収監されている京畿道議旺市(キョンギド・ウィワンシ)のソウル拘置所も大きく騒いでいる。団体運動時間になると、数十人の収監者が運動場に出た金被告に声をかけている。
金被告へのサイン攻勢が継続されると、拘置所側は、秩序維持と安全のため、金被告へのサイン要請を禁じるなど、積極的に対応している。無理にサインを要請した一部収容者に対しては警告か懲戒措置まで取ったとされている。一部の教導官も個別的に金被告からサインをもらったという。拘置所側が対応に乗り出すと、収容者のサイン要請は徐々に静まった。検察の関係者は、「芸能人はどこへ行っても関心の対象になる」とし、「金さんは拘置所でも人気を博したわけだ」と伝えた。
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