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北朝鮮で「3代世襲」風刺の替え歌が流行

北朝鮮で「3代世襲」風刺の替え歌が流行

Posted October. 28, 2010 08:14,   

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北朝鮮内部で3代世襲に対する批判が高まっている中、最近、住民らが韓国の童謡「3匹のクマ」の替え歌で、金正日(キム・ジョンイル)総書記一家を風刺していると、脱北者団体NK知識人連帯が27日、北朝鮮内部筋の話として伝えた。

北朝鮮住民らは、この歌詞を「一家にいるクマ3匹がやりたい放題。おじいさんクマ(金日成)、お父さんクマ(金正日)、子どもクマ(金正恩)。おじいさんクマは太っていて、お父さんクマも太っていて、子どもクマは愚か者」と歌詞を替えて歌っていると、同団体は説明した。原曲の歌詞は、「クマ3匹が一つの家にいる。お父さんクマ、お母さんクマ、子どもクマ。お父さんクマは太っていて、お母さんクマはやせていて、子どもクマはとても可愛い」だ。

元山(ウォンサン)では、中学生がギターを弾きながら、この歌を歌い、保安部に連行され、夜通しムチで打たれた後、解放された。会寧(フェリョン)のオサンドク中学校では、教室とトイレで、この歌詞が書かれた紙が発見され、当局が反動印刷物として回収し、出所を調査しているという。

同筋は、「金正恩(キム・ジョンウン)氏の太った姿を見た住民らが、歌で金正日、正恩親子を風刺している。党代表者会の後、金正恩氏の後継に反対する非難世論が起き、北朝鮮当局が極度に敏感になっている」と話したと、NK知識人連帯は伝えた。



will71@donga.com