米大リーガーを目指していた「風雲児」崔香男(チェ・ヒャンナム、39)が今度は日本プロ野球に挑戦する。
日本のスポーツ紙、日刊スポーツやスポーツ報知などは6日の電子版で、崔香男が同日から11日までオリックスで入団テストを受けると伝えた。崔香男が日本球団の正式テストを受けるのは初めて。
崔香男は神戸にあるオリックスの練習場でテストを受け、8日には1軍練習にも参加して岡田彰布監督に腕前を披露する。オリックス関係者は、「本当にチームにプラスになれる戦力なのかきちんと判別した上で、契約の可否を決める」とし、慎重な態度を示した。
昨年からLAドジャーズ傘下のマイナーリーグ、トリプルAアルバカーキでプレーしていた崔香男は最近、放出を通報された。昨年9勝2敗、平均自責2.34という好成績にもかかわらず、年齢のため大リーグの舞台を踏めなかった。今年は12試合で1勝2敗、平均自責5.84と振るわず放出された。
06年、バッファロー・セイバーズ時代まで含めたマイナーリーグ3シーズン間の成績は、18勝9敗、平均自責2.81。
崔香男が日本進出に失敗して韓国に帰ってくる場合、ロッテへの復帰が有力だ。崔香男の保有権を持っているロッテは、ブルペンの補完が切実な状況だ。経験の多いベテランの崔香男の合流は、ロッテの4強争いに大きな力になりえる。崔香男は、「オリックスのテストの後、ロッテであれ日本であれ最終決定をする。縁があるところへ行く」と話した。
uni@donga.com