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「1泊2日」で応援、ホテルやキャンプ場は満員

「1泊2日」で応援、ホテルやキャンプ場は満員

Posted June. 22, 2010 07:27,   

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「22日に客室予約はできますか」

「申し訳ありませんが、全てのルームは満室です」

23日、2010年サッカーワールドカップ南アフリカ大会の韓国対ナイジェリア戦を控え、主要ホテルは、「ワールドカップ」特需のため、嬉しい悲鳴を上げている。韓国の決勝トーナメント進出の決め手となる今回の試合は、サラリーマンらが気軽に参加できない未明の時間帯に行われ、街頭応援よりはホテルなどで一泊しながら応援できる宿泊施設が人気を集めている。

ワールドカップの試合が行われる22日深夜、主要ホテルの客室はすでに予約で一杯だ。ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)のインペリアルパレスホテルは22日、スイートルームをはじめ、全てのルームが予約済みである。同ホテルは、明け方に応援を行った後、その足で出勤するサラリーマン向けの「二日酔い解消の応援パッケージ」も発売している。ソウル中区(チュング)のミレニアムヒルトンソウルホテルやウェスティン朝鮮(チョソン)ホテル、江南区驛三洞(ヨクサムドン)のリッツカールトンホテルも22日、客室稼働率が80%と、昨年の同期間比20%以上も伸びている。

同ホテルは、「客室テレビのサイズや何人まで宿泊できるのかを問い合わせるなど、ワールドカップ関連の問い合わせが殺到している」と21日に明らかにした。会社員の李某さん(30・女)は、「試合が明け方に行われ、友達5人と一緒にホテルの食べ物を味わいながら応援もするため、ホテルでの一泊を決めた」と話した。

新村(シンチョン)や鍾路(チョンノ)周辺のモーテルも、試合当日の宿泊はほとんど予約済みの状態だ。新村のAモーテルの関係者は、「サッカーのため、数日前に予約が終わった」と述べ、「特に、恋人同士の予約が多い」と伝えた。鍾路Bモーテルの関係者も、「22日の宿泊はすでに全ての客室が予約で一杯だ」と話した。

大型スクリーンが設置されているソウル蘭芝(ナンジ)キャンプ場にも、対ナイジェリア戦の前日である22日に予約するための問い合わせの電話が殺到した。キャンプ場側は、「日ごろの平日は30%程度予約が入るが、今は85%も予約済みである」と明らかにした。大型健康ランドも、ワールドカップの特需に期待をかけている。

今回の対ナイジェリア戦では、「賭け事」も、さらに熱を帯びる見通しだ。先日行われた対アルゼンチン戦の1対4の惨敗結果を予想できず、会社のオフィスで掛けた金が「持ち越された」ところが多いためだ。会社員のカン某さん(29)は、「2万ウォンずつをかけた対アルゼンチン戦では、勝敗を当てた人が誰もおらず、80万ウォンがたまっている」と言い、「追加で金を出し合い、規模を増やすべきだという声が多い」と語った。

応援のため、23日の出社時間を遅らせた会社もある。金融会社であるIBKキャピタルは、出勤時間を23日の午前8時30分から9時30分に遅らせた。



jmpark@donga.com coolup@donga.com