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過去の「疑問死」事件の賠償金、初の減額判決

過去の「疑問死」事件の賠償金、初の減額判決

Posted February. 19, 2010 08:33,   

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過去の権威主義政権時代に捜査機関の拷問などにより、スパイの濡れ衣を着せられた事件や死亡疑惑事件の被害者らに支給される損害賠償金の利息を、数十年前の事件発生当時ではなく、最近の提訴時点から計算すべきだという判決が初めて出た。この判決が確定すれば、過去死事件の賠償金規模は大幅に減り、請求額が6000億ウォン台に上るほかの過去死事件の訴訟にも少なからぬ影響を及ぼしそうだ。

ソウル中央地裁・民事合議36部(金興俊・部長判事)は、軍隊に服務中だった1984年、3発の銃傷を負って死亡したが、自殺と発表された代表的な軍隊疑惑死事件である「ホ・ウォングン一等兵の死亡事件」に対し、他殺との結論を下し、「国はホ一等兵の家族5人に対し、9億2000万ウォンの慰謝料を賠償せよ」と言い渡した。特に利息については、「この訴訟が起こされた07年4月から、判決日の今月3日までの賠償元本に、年5%の利息をつけて、遅延の損害賠償金を支給すべきだ」と述べた。



bell@donga.com