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「障害者ために」希望のレース

Posted February. 08, 2010 09:56,   

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「希望ウイルス」の李ジソンさん(32=コロンビア大学社会福祉学科修士課程)が再び走る。全身の55%に3度の火傷を負う大きな障害を克服した李さんは、昨年のニューヨークマラソンで初めてフルマラソンに挑戦し、7時間22分で完走するさらなるドラマを描き、感動を与えた。李さんは、障害者リハビリ専門病院を建設するプルメ財団の広報のために、障害者とともに走った。

●「寄付天使たち」とともに走れ

05年から財団の広報大使を務めている李さんの新たな挑戦だった。火傷で皮膚呼吸がうまくできず、健常者より2倍苦しい状態で、歩いたり走ったりを繰り返して完走し、どんな逆境にも「やればできる」という信念を体現した。

李さんは、3月21日に開かれる2010年ソウル国際マラソン大会兼第81回東亜(トンア)マラソン大会にも出場する。この時も、プルメ財団の広報のために走る。プルメ財団は、今回の大会で、「李ジソンとともに走るソウル国際マラソン」というイベントを行う。李さんとともに「プルメ希望の天使」になる参加者を募集している。1メートル当たり1ウォンを財団に寄付すれば、イベントに参加することができる。参加申し込みは財団ホームページ(www.purme.org)で申込書をダウンロードして作成し、word222@naver.comに28日までに電子メールで送らなければならない。ソウル国際マラソン事務局は、参加の申し込みを締め切ったが、今回の特別イベントの参加者は、別途受けつけている。

李さんは、個人的にも「李ジソン希望天使基金」の後援者100人を募集している。大会に参加しなくても、後援金を出すことができるプロジェクトだ。映画『マラソン』の実際の主人公であるペ・ヒョンジン氏やプルメ財団代表の姜智遠(カン・ジウォン)弁護士、ペ・ヨンイル北朝鮮大学院大学教授らも大会に参加する。

●SKなどの大企業や団体も参加

この特別イベントへの周囲の反応は早くも熱い。SKグループは、毎年社員がソウル国際マラソンに参加して得た慈善基金の一部を寄付することを約束した。大韓産業安全協会やイブチャリ株式会社、エスオイルなどの数社の企業や団体も、イベントへの参加を決めた。



yjongk@donga.com