Go to contents

起亜車労組、20年連続スト 現代車並みの成果給要求

起亜車労組、20年連続スト 現代車並みの成果給要求

Posted January. 12, 2010 08:51,   

한국어

起亜(キア)自動車労組が11日、光州(クァンジュ)工場で昼夜2時間ずつの部分ストを展開し、1991年から20年連続ストという不名誉な記録を立てた。今回のストは、今年に入り、大型事業場の初ストでもある。起亜車労組は、12日には京畿道光明市(キョンギド・クァンミョンシ)の所下里(ソハリ)工場、13日には京畿道華城(ファソン)工場で、それぞれ昼夜2時間ずつの部分ストを展開する予定だ。このため、「K7」や「ソレントR」など、起亜車の全車種の生産に差し支えが生じるものと予想される。

現在進行中の賃金や団体交渉で、起亜車の会社側は、基本給300%と一時金460万ウォンの支給を提案したが、労組は現代(ヒョンデ)自動車並みの成果給を要求している。現代車の場合、昨年、紛糾なく、基本給300%に一時金500万ウォン、無償株40株支給で労使が合意した。

これに対し、現代・起亜車の経営陣は、「紛糾なしで賃金団体交渉に合意した現代車と、昨年6〜8月、全面ストを1回、部分ストを10回も展開した起亜車に、成果給を同一支給するわけにはいかない」と強硬な姿勢を見せている。現代車は、労使合意案でも成果給のうち100万ウォンと無償株40株は、紛糾がなかったことと賃金凍結へのお返しと明らかにしている。起亜車労組は12日、再交渉を行う予定であり、労組は交渉に進展がなければ、14日、争議対策委員会を開き、ストの水準を徐々に高めていく方針だ。

一方、起亜車の光州工場は最近、工場長室や2工場占拠座り込みと関連し、金属労組起亜車支部光州支会のナム・チョルウォン支会長(46)を業務妨害の疑いで警察に告発し、ユ・オクナム首席副支会長ら5人に対しては、集団暴行などの疑いで告訴した。彼らは6日、鉄製バリケードや車で工場入口を塞ぎ、「ソウル」の生産設備の増築工事を妨害したという理由だ。



tesomiom@donga.com goqud@donga.com