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ソウル都心での初の国際銀輪祭り、雨の中でも熱いレース

ソウル都心での初の国際銀輪祭り、雨の中でも熱いレース

Posted November. 09, 2009 09:06,   

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ソウル都心で史上初めて国際エリート銀輪祭りが開かれた。大雨の降る中で、10ヵ国から出場した109人の選手が繰り広げた熱いレースで、チョ・ホソン(35=ソウル市役所)がレース終盤猛烈なスパートをかけて、初代チャンピオンに輝き、さらにその意味を深めた。

「帰ってきた皇帝」チョ・ホソンは、8日開かれたツアー・ドゥ・ソウル国際サイクル大会(ソウル市・大韓サイクル連盟・東亜日報社の共同主催)で首位に立った。チョ・ホソンは、ソウル光化門(クァンファムン)広場を出発し、孔鄹(コンドク)交差路〜江辺(カンビョン)北路(オリンピック大橋)〜東部(トンブ)幹線道路(倉洞橋)〜江辺北路(加陽大橋)〜孔鄹交差路を通って東亜(トンア)日報社に入ってくる100.5キロのレースで、2時間17分5秒で2位のディルク・ミュラー(36、ドイツ)を2秒差で引き離した。3位は2時間17分9秒のグリシャ・ヤノルシュケ(22、ドイツ)。

今大会は国内サイクル史上初めて、ソウル都心で開かれた国際レース。1968年に創設され、1997年まで開かれていた東亜サイクル大会が1969年第2回大会まで光化門から出発したので、サイクル大会がソウルの中心部で開かれたのは40年ぶりのことだ。1997年以後中断された東亜サイクルが12年ぶりに復活したレースでもある。

エリート選手が繰り広げる銀輪レースは見事だった。風を伴った雨の中でも、選手らはチーム別に押したり引いたりの緻密な作戦を展開した。

競輪からアマチュア選手に戻ったチョ・ホソンのスパートは目を見張るものだった。チョ・ホソンは、レース終盤、孔鄹交差路を通る時までもミュラーとヤノルシュケに約15メートルの差が付けられていた。しかし、決勝ラインを1キロ残した地点から猛烈なスパートをかけ、500メートルを残しては1位に躍り出てからはずっと1位をキープしながら決勝ラインを通過し、ファンの喝采を浴びた。

レースに更なる興味を与えるために出発から43キロまで一番早く走破した選手を指す「ホット・スプリント」では、レーネ・オップスト(32、ドイツ)が金ヨンウク(20、錦山郡庁)を抜いて1位となった。光化門広場を出発して漢江(ハンガン)市民公園のトゥク島地区にゴールインする20キロマスターズレースには、約100人が出場して雨の中の都心を疾走した。



yjongk@donga.com