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女子棒高跳びのチェ・ユンヒが全国体育大会で優勝 改めて最強証明

女子棒高跳びのチェ・ユンヒが全国体育大会で優勝 改めて最強証明

Posted October. 23, 2009 09:07,   

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第90回全国体育大会陸上女子棒高跳びが行われた22日、大田(テジョン)ハンバッ総合運動場。女子棒高跳びの二大山脈のイム・ウンジ(20=釜山蓮堤区役所)とチェ・ユンヒ(23=円光大)が、競技開始1時間前から軽くストレッチをしていた。2人の「美女鳥」の対決は、観客の視線を集めた。

2人は視線を合わすこともなければ、一言も交わさなかった。グラウンドには、緊張が漂った。チェ・ユンヒは、「イム・ウンジの韓国記録は、私がしばらく貸したものだ。必ず取り戻す」と言い、唇を噛んだ。

イム・ウンジは今年3月、台湾の国際棒高跳び大会で4.24メートルを越え、チェ・ユンヒが昨年全国体育大会で立てた韓国記録(4.16メートル)を更新した。4月には、4.35メートルの韓国記録を立てるなど、棒高跳びを始めて約1年で国内最高選手になった。チェ・ユンヒは、これまで17度も韓国記録を塗り替えてきた棒高跳びの看板スターだったが、最高の栄誉をキム・ウンジに渡したわけだ。

2人の対決は、序盤からし烈だった。チェ・ユンヒとイム・ウンジを除いた残りの5人は、序盤に脱落した。2人のライバルは並び、棒高跳びの初試技で3.80メートルに成功した。続いて4メートル。先に挑戦したチェ・ユンヒは軽くバーを越えたが、イム・ウンジは失敗した。チェ・ユンヒが4.10メートルに挑戦すると、イム・ウンジも高さを4.10メートルに上げた。チェ・ユンヒは4.10メートルを越えた後、バーを4.20メートルに上げた。イム・ウンジも4.10メートルに挑戦するなど、2人の心理戦はますます激しさを増した。しかし、2人とも4.20メートルに失敗した。結局、4.10メートルを越えたチェ・ユンヒの勝利だった。

「1年ぶりに、私が韓国最高だという考えが安住した。イム・ウンジは、自分の安逸を気づかせてくれた大事な存在だ」(チェ・ユンヒ)

「競争していく中、お互い刺激になるので、プラスになるようだ」(イム・ウンジ)

2人の競争は、1週間後、光州(クァンジュ)グランプリ陸上大会で続く。



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