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朴槿恵元代表、またもや「ノー」

Posted May. 09, 2009 08:14,   

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米国を訪問中の朴槿恵(パク・グンヘ)元ハンナラ党代表は7日(現地時間)、現地まで訪ねてきた同党の金孝在(キム・ヒョジェ)代表秘書室長に会い、親朴(親朴槿恵)系の核心である金武星(キム・ムソン)議員を院内代表に推戴する案に反対する考えを重ねて明らかにした。

朴元代表は、同日午後9時50分から10時10分までの20分間、宿舎のサンフランシスコのウェスティン・フランシス・ホテルで金秘書室長と面談し、「手続上の問題ではなく、原則の問題だ。前回の原則に変化はない」と述べたと金秘書室長が伝えた。これに先立ち、朴元代表は6日、「党がしっかりすることで国民の支持を受けなければならない。党憲・党規を破って院内代表を決めることに私は反対する」と明らかにし、金武星議員の院内代表推戴にはどめをかけた。

金秘書室長は7日午後、金議員を院内代表に推戴する背景について説明するため、急きょ米国に飛んだ。金秘書室長は面談直後、記者団に対して「朴熺太(パク・ヒテ)代表は、(党刷新に向けて)渾身の努力をつくしているが、まだ熟していないようだ。朴元代表は軽々しく語る人ではないので、最後通告と考えて朴代表に報告する」と話した。

朴元代表の秘書室長を経験している劉正福(ユ・ジョンボク)議員は、この席で「朴元代表は、党の分裂と派閥の問題は本質ではないという考えだ。党がどうすればよくなるのかが本質だ」と話した。面談では、今後の大統領府の人事と内閣改造の時に、親朴系議員を一部重用する案を含め、李明博(イ・ミョンバク)大統領と朴熺太代表の非公開会合で取り上げられた党内結束策も伝えられた。朴元代表は11日に帰国した後、朴代表と会合を開く可能性がある。

いっぽう、与党指導部と親朴系議員の一部は、金武星議員が、院内代表選び選挙への立候補を考慮する可能性があると見ている。金議員のある側近は、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「金議員は、今は李明博政権が危機にあり、党内結束が切実な状況なので、自分が架け橋の役割を引き受けて派閥の和合を図り、安定した国政運営を主導する役割を果たすという考えだ」と話した。



gaea@donga.com