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3月の貿易黒字、46億ドルで史上最高

Posted April. 02, 2009 08:48,   

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3月の貿易収支は、史上最高額の46億1000万ドル(約6兆3157億ウォン)の黒字だった。ウォン安ドル高や原油価格の下落により、輸入が激減したためだ。知識経済部(知経部)は、4月の貿易収支の黒字が3月の記録を更新する可能性が高く、貿易収支の黒字はしばらく続くものと見込んでいる。

1日、知経部の「3月の輸出入動向」によると、3月の輸出は昨年同月より21.2%減の283億7000万ドル、輸入は36.0%減の237億6000万ドルだった。貿易収支の黒字は46億1000万ドルで、月別基準では史上最高額。かつての最高額は、1998年4月の38億5000万ドルだった。

今年に入り3月までの貿易収支の累積は、39億3000万ドルの黒字と集計された。貿易収支が巨額の黒字を出した一番大きな原因は、輸入の激減。3月の輸入減少率(36.0%)は、1998年10月(39.3%)に次ぐ、減少幅となっている。輸入額のうち約60%を占める原材料は昨年同期比46.9%減少し、資本財も31.0%、消費財も30.8%減少した。

輸入の減少には、ウォン安ドル高も一役買った。知経部は、「為替相場が、輸出入に反映されるには約3ヵ月の時差がある」とし、「昨年10月から高騰し始めた為替の効果が、今年2月から現れている」と説明した。月平均のドルに対するウォン相場は、昨年3月1000.2ウォンから10月は1306.0ウォンへと跳ね上がった。それ以降、1ドル=1400〜1500ウォン間で変動している。

李東根(イ・ドングン)知経部・貿易投資室長は、「昨年は、輸出が特に好調だったので、今年9月までは輸出が20%ぐらい減少することは避けられない」とした上で、「しかし、ウォン安ドル高や原油安が続くことになれば、輸出の減少が次第に改善され、二桁の貿易収支黒字も続くことになるだろう」と語った。

一方、G20首脳会議への出席のため、英ロンドンを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は先月31日(現地時間)、米最大経済専門チャンネルであるCNBCとのインタビューで、「韓国の輸出は1月から2月、3月にかけて割合安定を維持しており、おそらく今年末は150億〜200億ドル近くの黒字を出すものと予想している」と述べた。李大統領は韓国経済について、「金融側面においても、監督機能を一本化し、健全性の監督を強化し、備えているので、割合良好である」と強調した。



lovesong@donga.com