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秋成勲、米UFCのジャングルへ

Posted February. 26, 2009 09:49,   

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「風雲児」秋成勲(チュ・ソンフン、日本名=秋山成勲、33、写真)が、総合格闘技の強者がひしめくUFCへ飛び込んだ。UFCは世界最高レベル選手が集まっており、野球で言うと大リーグに当たる。韓国選手としては、金ドンヒョン(28、ウェルター級)が唯一。

UFCは25日、ホームページを通じ、「ミドル級の強者・秋成勲と独占契約を結び、今夏、初試合に乗り出す予定だ」と明らかにした。秋成勲の初試合の相手は、まだ未定。

秋成勲は昨年12月、K−1の契約期間が終わり、UFCや日本の戦極など悩んだ末、結局UFCを選択した。

選手を迎え入れる基準が厳しいことで有名なUFCが、秋成勲と契約したのは彼のずば抜けた実力と高い商品価値を認めたからだ。

秋成勲はこの1年間、強い選手と試合をしていない。しかし、彼は相変わらずミドル級の強者だ。米国の総合格闘技専門サイト「MMAウィークリー」は、秋成勲をミドル級の10位にランク付けした。

UFC代表のデイナ・ホワイト氏は、「秋成勲を迎え入れることができて、とても興奮している。ファンも彼の試合を直で観戦すると、彼のことが好きになるだろう」と期待を示した。

日本ヘビー級の最強者・石井慧に続き、秋成勲まで迎え入れたUFCは、アジアでの認知度が高まることを期待している。

しかし、秋成勲のミドル級は、UFCでも強者が揃っている。ミドル級チャンピオンのアンダーソン・シルバ(ブラジル)は、総合格闘技の全階級をひっくるめた世界最強者と評価される。岡見勇信、ネイサン・マーコート、マイケル・ビスピングといった錚々たるライバルも構えている。秋成勲が越えなければならない山だ。



wing@donga.com