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テレビ局の元有力PDの底なき墜落

Posted January. 14, 2009 08:06,   

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テレビ局の人気番組のPDだった時代は、芸能プロダクションから所属芸能人を出演させる見返りとして金品を受け取った罪(背任収賄)で拘束起訴される。自らが芸能プロダクションを立ち上げてからは、賭博場に投資をして運営に関わった罪(賭博開場など)で在宅起訴…。

MBCの部長クラスのPDとして在職しながら、「日曜日、日曜日の夜に」「男3人、女3人」「ニューノンストップ」など視聴率トップ番組製造機と呼ばれてきた「スターPD」のウン・ギョンピョDYエンターテインメント代表が5年ぶりに再び法廷に立たされる目になった。

ソウル中央地検刑事3部(趙垠奭部長)は13日、賭博場を運営してきた全羅北道益山(チョルラブクド・イクサン)地域の暴力組織の組長のシン某容疑者(50)を賭博開場と観光振興法違反の罪で拘束起訴し、シン容疑者が運営するカジノバーに2億7500万ウォンを投資したウン容疑者を在宅起訴した。

検察によると、ウン容疑者が暴力組織が関わっているカジノに投資したのは、他の芸能プロダクションを運営していたアン某氏(42)を通じてだった。シン容疑者は組織団員のアン氏を前面に出して、芸能プロダクションやカジノなどを作った。

シン容疑者らは05年11月初めから06年1月まで、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサンドン)にあるビルの地下に165平方メートル規模の風俗店に「バカラ」という賭博場を設けて、客を相手に23億ウォン相当の賭博ゲームをし、アン氏の紹介でウン容疑者もこのカジノバーに2億7500万ウォンを投資した。ウン容疑者はバカラに投資をすると、短い時間で高収益が得られるという誘いに乗ってしまったという。

ウン容疑者はPD時代、芸能プロダクションの経営者らから芸能人の放送への出演依頼と共に、約20回にわたって8900万ウォンの金品と接待を受けた疑いで、02年に拘束起訴され、懲役10ヵ月執行猶予2年を言い渡されている。PDをやめてからは、トップクラスの芸能人を擁する芸能プロダクションの代表として活動してきた。

ウン容疑者の今回の疑いは、「CJグループの李在賢(イ・ジェヒョン)会長の個人資金をめぐる殺人請負事件」を捜査する過程で明るみになった。警察の捜査を指揮していた検察は、CJ資金部長の李某氏とアン氏の殺人教唆の疑いに対する逮捕令状が却下されると、補強捜査を進める過程でアン氏のカジノ運営にウン容疑者が関わっていることを突き止めた。



dnsp@donga.com