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検察「朴容疑者は本物のミネルバ」

Posted January. 10, 2009 06:21,   

ソウル中央地検・麻薬組織犯罪捜査部(金朱洗部長)は、インターネット上で「ミネルバ」というハンドルネームで経済関連の書き込みをしていた朴某容疑者(31)に対して、インターネットを通じて虚偽事実を流布した疑い(電気通信基本法違反)で9日、逮捕状を請求した。

ソウル中央地裁は10日午前10時半、朴容疑者に対する令状実質審査を行って拘束するかどうかを決定する。検察の関係者は、「ネットで大きな影響力を持っていた朴容疑者が明白な虚偽内容の書き込みをして、混乱を来たしただけに事案が重大で、逃走する恐れがあると判断し逮捕状を請求した」と述べた。

検察によると、朴容疑者は昨年12月29日、インターネットポータルサイト「ダウム」の討論掲示板「アゴラ」に「ミネルバ」のIDで、「対政府緊急公文書発送—1報」という書き込みをして、「主要7大金融機関と輸出入関連主要企業にドルの買い取りを禁止するという内容の公文書を緊急転送した」という虚偽事実を流布した疑いだ。

検察は、朴容疑者のほかに数人が「ミネルバ」のIDでインターネットなどで書き込みをしたことについて、「朴氏が本物の『ミネルバ』であり、別の人がいるとしたら、『ミネルバ』と詐称して活動したもの」とし、「追従者らは朴氏の書き込みだけを『ミネルバ』のものと認め、別に冊子まで作った」と明らかにした。

検察は、朴容疑者がソウル西大門区滄川洞(ソデムング・チャンチョンドン)の自宅で使った2つのインターネット住所(IP)を通じて書き込みを続けてきたことが確認され、自宅で発見された関連書物と資料についても「全て私が書いた」と認めたと伝えた。

一方、民主党の法律支援団の李鐘杰(イ・ジョンゴル)議員や文炳浩(ムン・ビョンホ)元議員らは、朴容疑者の無料弁論を引き受けることにした。



myzodan@donga.com dnsp@donga.com