在韓米軍基地の移転を総括する事業管理業者（ＰＭＣ）が、ソウル龍山（ヨンサン）基地は２０１４年末に、京畿道（キョンギド）北部の米第２師団は１６年上半期までに、京畿道平澤市（ピョンテクシ）に移転する内容の最終提案書を、昨年１２月末、韓米両国に提出したことが確認された。
４日、軍の消息筋によると、ＰＭＣは、龍山基地内の米８軍司令部は１３年上半期までに、そして戦時作戦統制権の返還によって１１年頃に創立される米軍の韓国司令部（US KORCOM）は１４年上半期までに、その他の施設は１４年末までに平澤に移転する内容の詳細移転計画を提示した。
また、米第２師団司令部を含め、隷下部隊は１３年から１６年上半期までに、平澤への移転を終了する計画だ。
これまで、韓国側は、米軍基地の移転を１４年までに終わらせようとしたが、米国側は、予算と技術的問題を取り上げ、１６年に延ばすことを提案してきた。これに対して国防部は、具体的な移転スケジュールと費用は、ＰＭＣの最終提案書をもとに、韓米合意を通じて発表すると明らかにしてきた。
軍筋は、「李相熹（イ・サンヒ）国防部長官とウォルター・シャープ在韓米軍司令官が、今月中にＰＭＣの最終提案書をもとに、米軍基地移転計画に関して合意に達するだろう」と話した。
ysh1005@donga.com
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