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GSカルテックスの情報流出、容疑者は子会社の職員

GSカルテックスの情報流出、容疑者は子会社の職員

Posted September. 08, 2008 08:27,   

史上最大規模の個人情報流出事件の容疑者はGSカルテックスの子会社で勤める職員であることが分かった。

警察庁・サイバーテロー対応センターは7日、「今回の事件の容疑者としてGSカルテックス・コールセンターの運営を担当している子会社の職員、チョン某氏(28)などの4人を6日逮捕し、3人に対しては逮捕状を請求した」と明らかにした。

●金目当ての内部職員の仕業

警察によれば、チョン容疑者はGSカルテックスの顧客らの個人情報のデータベース(DB)にアクセスできる権限を利用し、7月中旬から8月末にかけて1119万人あまりのGSカルテックス・ボーナスカードの顧客らの個人情報を自分の業務用パソコンにコピーし、DVDで製作した容疑がもたれている。

チョン容疑者は警察の取調べで、「GSカルテックスの顧客らの個人情報が大量に流出されたというニュースが、マスコミによって報じられれば、個人情報の価値が大幅に値上がりするものと思った」と言い、「流出の事実を記者らに知らせた後、個人情報をほしがる企業に高値で売るつもりだった」と供述した。

取調べの結果、チョン容疑者は7月10日、高校時代の同窓生ワン某容疑者(28、逮捕状申請)と犯行を共謀した後、一ヵ月あまりに渡って名前や住民登録番号、住所、携帯電話番某などが盛り込まれた個人情報のDBを自分の業務用パソコンにコピーした。その後、同僚職員のべ某(30、女、在宅起訴)容疑者にエクセルファイルの形で整理を頼んだ。

先月29日、エクセルファイルで整理された顧客情報をDVDとして製作したチョン容疑者は、これをワン容疑者に手渡し、ワン容疑者は直ちに「メディアに通報してほしい」と言いながら、普段からの知り合いの金某容疑者(24、逮捕状申請)に伝えた。

金容疑者は2日、某新聞記者やPDなどをソウル江南(カンナム)のある飲食店で会って、「たまたま、ソウル江南のある風俗街のごみの中から拾った」と通報した後、自分のパソコンで数枚のDVDをコピーして彼らに手渡した。

●疑問点…追加の流出はなかったのか

5日、流出事実がマスコミによって報じられた直後、GSカルテックスはただちに警察に捜査を依頼した。警察は個人情報のDBへのハッキングの痕跡がないことをつかみ、内部職員の仕業である可能性が高いと見て、DBへのアクセス権限をもつ職員を対象に捜査を行った。

警察の関係者は、「事件が報道されると、チョン氏はただちに自分の業務業パソコンのハードディスクを取り替えた」とした上で、「数十回にわたって顧客情報をダウンロードし、これを業務用パソコンでDVDとして製作した後、ハードディスクをまるごと取り替える間、チョン氏はなんら制裁を受けなかった」と指摘した。

容疑者らが自分でメディアに知らせるまで、会社では個人情報の流出事実に全く気づいていなかったわけだ。

警察は、「彼らは元本のDVDで5枚をコピーし、これを2日の会合の出席者に手渡した」とし、「これについての回収作業を行う一方、彼らがコピーしたDVDがさらにあるかどうか、部分的にも外部に流れた個人情報があるかどうかについて引き続き取調べを行っている」と明らかにした。

容疑者らが自分でマスコミに通報したことも疑問として残っている。警察は、「この事実がマスコミに知らされれば、こっそり隠しておいた個人情報をほしがる人が大勢いるだろうと思ったと供述した」とした上で、「さらに具体的な犯行動機については引き続き取調べを行うつもりだ」と明らかにした。



alwaysj@donga.com