予告案によると、現在11の一般学校群を、△1段階=単一学校群(1)、△2段階=一般学校群(11)、△3段階=統合学校群(19)に分けて推進される。
このため、1974年の高校平準化以降、30年以上維持されてきたソウル高等学校群体制が一部変更され、高校進学方式が大きく変化することになる。
▲段階別に異なる学校群を設定〓高校選択制が導入される2010学年度からは、段階別に高校が割り当てられ、段階によって異なる学群が設定される。
まず1段階では、ソウル全域を対象とする「単一学校群」が適用される。ソウル内のどこの高校でも志願でき、1段階では、志願範囲を制限する学校群は適用されない。
2段階の「一般学校群」は、現在の11の学校群と同一。市教育庁傘下の11の地域教育庁が管轄する地域に区分される。例えば、江南(カンナム)学校群は、江南教育庁の管轄地域である江南区と瑞草区(ソチョク)となる。
3段階では、隣接した一般学校群2つを合わせた19の「統合学校群」が適用される。現在も、江東(カンドン)学校群と江南学校群は、学校群内での定員割れか定員超過の場合に調整する方法で、統合学校群のように運営されている。
▲1、2段階では選択、3段階では強制割り当て〓1段階では、20〜30%の学生がソウル全域で、高校2校を選択して志願できる。このため、94年の聖水(ソンス)大橋崩壊事故後、中断していた江南・江北(カンブク)間の学校割り当ても可能になる。
2段階では、30〜40%の学生が、居住地基準で自分が含まれている学校群内で高校2校を選択できる。
1段階と2段階ではそれぞれ、異なる学校を2校ずつ選択しなければならないが、1段階の志願校が居住地内の学校群にあれば、2段階でも該当校を再志願できる。
3段階では、強制割り当てが適用される。1、2段階で選択した学校を割り当てられなかった学生を対象に、居住地学校群や隣接の学校群にコンピューター抽選で割り当てられる。
市教育庁は、3段階の強制割り当ての場合は、近距離の割り当てを原則とし、1、2段階の志願校も配慮する方針だ。
市教育庁関係者は、「現在の高校割り当ては、居住地の学校群内で、一度のコンピューター抽選で学生の希望とは関係なく、強制的に割り当てられる。このような学校群制では、学生が学校を直接選択する高校選択制を導入できない」として、学校群改編の背景を説明した。
いっぽう、ソウル市内の高校学校群は、1974年に共同学校群1つと一般学校群5つの6つの学校群で始まり、1980年代のいわゆる「江南8学群」時代を経て、1998年から11の学校群体制を維持してきた。
市教育庁は、学校群改編行政予告について、18日までに、一般市民や関連団体の意見を集める計画だ。その後、ソウル市教育委員会の審議を経れば、学校群改編案は最終確定される。
改編された学校群は、来年9月1日から施行され、2010学年度の新入生から適用される。
市教育庁は、学校群改編が完了され次第、来月中に1〜3段階の段階別学生割り当ての割合を含め、2010学年度新入生の最終選考計画を発表する方針だ。
kky@donga.com






