主要8ヵ国(G8)首脳会議が7日、日本の北海道の洞爺湖で開幕した。9日まで3日間の予定で開かれる今回のサミットには、G8の首脳のほかに、過去最大の14ヵ国の首脳が拡大会議に参加し、地球温暖化対策をはじめ、原油高や食料価格の急騰など、国際社会が直面している緊急課題の解決に向け、知恵を出し合う。
▲世界のリーダーらが一堂に〓初日の7日のテーマは、「開発とアフリカ」だった。G8とアフリカ7ヵ国の首脳は、食料価格や原油価格の急騰問題、開発途上国の貧困対策について話し合った。潘基文(バン・ギムン)国連事務総長とローバト・ゼーリック世界銀行総裁も参加した。同日の議論の結果は、8日のG8サミットに反映される。
8日にはG8の首脳だけが集まり、温暖化対策、原油高や食料価格の急騰と関連した世界経済の問題、核不拡散対策などについて議論する。
最終日の9日には、G8に加え、新興経済国が参加する拡大会議が開かれる。また、G8の首脳や李明博(イ・ミョンバク)大統領、胡錦涛・中国国家主席、マンモハン・シン・インド首相ら、気候変化主要国会議(MEM)の首脳らが会議を行う。G8の議長の福田康夫日本首相は、3日間の議論の内容をまとめた首脳宣言を発表する予定だ。
▲注目を集める主要排出国会議〓今回のサミットでは、米・欧州・新興国らがそれぞれの利害関係から意見を異にする温暖化対策に関連し、どのような結論を出すのかが最も注目されるところだ。
ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州連合(EU)執行委員長は、7日、洞爺湖で記者会見を開き、「『2050年をめどに、温暖化ガスの排出量を半分に減らす』という世界全体の長期目標に対して、明確な合意が必要だ」と強調した。昨年のドイツ・ハイリゲンダムG8サミットでは、「真摯に検討する」というレベルで合意がなされた。
これに関連し、9日に開かれるMEMが特に注目を集めている。MEMそのものが、「温暖化ガスの削減は、中国やインドなど、実質的な排出国が参加してこそ意味がある」というブッシュ米大統領の主張によって作られた議論の枠組みであるからだ。
同日の会議では、福田首相とブッシュ大統領が共同議長を務める予定なのは、ブッシュ大統領の態度の変化を引き出そうとする日本側の意図をうかがわせるものだ。日本はブッシュ大統領が任期内の最後のG8サミットで、意義ある仕事をすることもあり得るという可能性に期待をかけている。
▲「エコ」一色のG8〓G8サミットの会場周辺は「エコ」一色だった。会議期間中に世界各国から駆けつけた約4000人の記者が取材競争を繰り広げる留寿都国際メディアセンターは、95%がリサイクルできる素材で作られ、「リサイクル」を強調した。
電気自動車(EV)、超伝導自動車、水素燃料電池自動車、バイオ燃料自動車など、会場周辺には日本が誇る各種の「エコカー」が総動員されている。
延べ面積約1万700平方メートルの地上2階建てのメディアセンターは、冬季、貯蔵庫に積めておいた7000トンの雪にパイプをさして冷房を利かす。冷房用のパイプや屋内のゴミ箱、机の仕切りは全て段ボールで作られている。メディアセンターの随所には、エコの陳列棚も設けられている。
日本の国土交通省側は、このような環境に優しい建築方式で、メディアセンターの二酸化炭素の排出量が、一般ビルに比べて40%以上削減されたと自慢した。しかし、このメディアセンターの建設に30億円がかかったという話が伝えられると、「いくら環境に優しいとは言え、たった6日間使用して解体される建物に巨額をかけたというのはナンセンスだ」という記者らの反応が少なくなかった。
sya@donga.com






