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ドバイ原油、140ドル突破 またも最高値更新

ドバイ原油、140ドル突破 またも最高値更新

Posted July. 07, 2008 09:02,   

韓国が主に輸入している中東ドバイ原油の価格が1バレル=150ドルに迫り、過去最高値を更新した。

6日、韓国石油公社によると、4日に取引きされた中東ドバイ原油の現物は、前日に比べて1バレル=0.39ドル値上りした140.70ドルで取引きを終えた。

これは、韓国政府が設けた第1段階の危機管理計画の発動基準に設定している1バレル=150ドルに迫る価格で、政府は同日、危機管理計画を前倒し施行すると発表した。

石油公社は、前日なされた中国の需要増加という予測が、時機を逸していたため、ドバイ原油価格の上昇につながったと分析した。

しかし英国ロンドンの石油取引所(ICE)の北海ブレント原油の先物価格は、中東地域の地政学的に不安定な情勢の改善で、前日に比べて1.66ドル下落した144.42ドルで取引きを終えた。

国際原油価格の基準になっている米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)を取り引きしているニューヨーク商業取引所(NYMEX)は、米独立記念日で休場した。

一方、最近、国内のガソリンとディーゼル価格の急騰に続いて、車両用の液化石油ガス(LPガス)価格も、ここ3ヵ月で16.5%上昇した。

石油公社がLPガススタンドと充填所の販売価格を調べた結果、7月第1週(6月30日〜7月4日)に車両用ブタンガスの全国平均価格は1リットル=1067.42ウォンと史上最高値を記録した。

車両用ブタンガスは、今年2月に1リットル=952ウォンだったが、3月=925.05ウォン、4月=916.19ウォンと下降傾向を見せていたが、5月に946.26ウォンに反騰した。

続いて6月に1025.02ウォンまで値上りして初めて1000ウォンを突破したが、7月にも上昇基調が続き、3ヵ月で16.5%(151ウォン)も急騰した。

炊事用プロパンガスの小売価格も7月の第1週に1キロ=1445.82ウォンと4月(1195.99ウォン)に比べて20.9%値上りした。



bae2150@donga.com