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ウッズ、全米オープンを制覇 逆転不許の神話は続く

ウッズ、全米オープンを制覇 逆転不許の神話は続く

Posted June. 18, 2008 04:14,   


数多くの名場面を作り出してきた彼だが、どの瞬間よりも一味違う感慨に包まれた。「僕の人生で最高の大会」という一言だけ見ても分かる。膝の痛みで足を引きずっていた彼は、91ホールぶりにとうとう最後の勝者になった後、明るい笑顔を見せた。

「ゴルフ皇帝」ことタイガー・ウッズ(33、米国)が悪戦苦闘の末、全米オープンの銀のトロフィーを高く掲げた。ウッズは17日、米サンディエゴ近くのトーレパインズGC(パー71)で行われたロコ・メディエイト(46、米国)との18ホール延長戦で、イーブンパーの71打で同打に並んで決着が付かず、サドンデスの延長戦で2万4000人あまりのギャラリーの歓呼の中で、勝負を決定付けた。

ゴルフコースのホールカップの直径が108ミリメートルであることから、よく「百八煩悩」に悩まされるという。ウッズは今年で108回目を迎えたこの大会で首位に立つまで、数々の煩悩と戦わなければならなかった。

同日、ウッズは10番ホールまでメディエイトを3打もリードし簡単に勝つような雰囲気だった。しかし、11、12番ホールで連続ボギーを叩いた間、メディエイトに13〜15番ホールで3連続バーディーを奪われ、かえって1打差で逆転されてしまう。

16、17番ホールで惜しくもバーディーのチャンスを逃したウッズは、18番ホール(パー5)でバーディーを取らねばならなかった。絶体絶命の危機で、ウッズのドライバーティーショットは326ヤードを飛ばし、フェアウェーに安着し、アイアンで打ったセカンドショットはグリーンに上がった。ウッズは12メートルのイーグルパッティングは逃したものの、軽くバーディーを奪い、メディエイトの5メートルのバーディーパットはカップから外れた。

3ラウンドのイーグルと4ラウンドのバーディーに続いて18番ホールで再び決定的な「一発」を決めたウッズは、7番ホール(パー4)で行ったサドンデスの延長戦で40代中盤のメディエイトを激しく追い込んだ。

ウッズは3番ウッドのティーショットに続いて、軽くツーオンをした反面、メディエイトはバンカーとカートの道路、観衆席を転々した後、ペナルティ無しのドロップまでし、3打ぶりにようやくの思いでボールをグリーンに乗せた。メディエイトの6メートルのパーパットはカップの右側を通り過ぎ、ウッズは1.2メートルのパーパットを決めて、長かった勝負に決着を付けた。

4月15日の膝の手術後、18ホールの練習ラウンドもなしに初めて出場したウッズは、首位で最終ラウンドをスタートした14のメジャー大会で全て優勝する「逆転不許」の神話を続けた。ジャック・ニコラウス(米国)が持っているメジャー最多勝の記録(18勝)まで後4勝に迫った。

一方、ウッズは、12回の延長戦で11勝を取り、勝率は91.7%。どのような危機にも揺れない強い精神力と恐ろしいほどの集中力で、相手に「恐怖心」を与えるほど圧迫した結果だ。

ウッズは今季の6大会で4勝を上げ、優勝賞金135万ドルを追加し、賞金ランキングトップ(577万ドル)もキープした。ウッズの米プロゴルフ(PGA)ツアー通算65勝は、サム・スニード(82勝)と二コラウス(73勝)に続いて3位。

予選を経て出場し、大会最高齢チャンピオンの入り口で頓挫した世界158位のメディエイトは、「僕はやるだけやった。ウッズは最高それ以上だ」と舌を巻いた。



kjs0123@donga.com