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チャン・ソンホ、史上初の3大会連続五輪出場決めた

チャン・ソンホ、史上初の3大会連続五輪出場決めた

Posted May. 09, 2008 08:36,   

毎大会で好成績を出している柔道の2008北京五輪男女代表14人が出揃った。

柔道は、1984年ロサンジェルス五輪でのアン・ビョングンとハ・ヒョンジュに始まり、アテネ五輪まで金メダルだけで8個を取った種目だ。

8日、水原(スウォン)室内体育館で開かれた国家代表最終選抜戦を兼ねた全国男女柔道選手権大会の最終日。男子100キロ級のチャン・ソンホ(水原市庁)は、最終決勝で金ジョンフン(水原市庁)に内股で一本勝ちし、頂上に立った。これでチャン・ソンホは、韓国柔道史上初めて3大会連続の五輪出場となった。

2000年シドニー大会で優勝候補に挙げられたが、1回戦で敗退したチャン・ソンホは、2004年アテネ大会で銀メダルを取り重量級の看板に位置づけられた。

男子81キロ級の金ジェボム(KRA)は、73キロ級から階級を上げて6ヵ月目で五輪出場を決める異変を演じた。

前日まで選抜得点でソン・デナム(南楊州市庁)に2点をリードされていた金ジェボムは、勝者決勝と最終決勝ででソン・デナムを相次いで延長戦判定勝ちし、劇的な逆転に成功した。

階級変更前は「李ウォンヒの天敵」として名を馳せた金ジェボムは、「階級を上げる時、ウォン先輩が『どんな選手でも、お前には10回対戦して2回以上は勝てないよ』と励ましてくれたのが力になった。五輪に出てウォンヒ先輩の分まで頑張りたい」と語った。

女子57キロ級では、警察官のカン・シンヨン(ソウル警察庁)が五輪出場の切符を取った。勝者決勝でチョン・ヘミ(浦項市庁)に一本負けしたが、敗者戦を勝ち抜いては、最終決勝でチョン・ヘミを制した。

今年31歳で、代表14人のうち最高齢のカン・シンヨンは、2003年に警察官になり、特攻隊で勤務していたが、2006年ドーハーアジア大会で銅メダルを獲得し警長に特進した。普段は水西(スソ)警察署の開浦(ケポ)地区隊に勤務しながら個人トレをしているが、招集されれば泰陵(テルン)入りする。

カン・シンヨンは、「年を重ねているので、体力が足りないという話だけは言われたくない。2大会連続の五輪出場となるが、今の階級で結果を出したい」と意気込んだ。

男子90キロ級のチェ・ソンホ(水原市庁)、100キロ級の李サングプ(KRA)、女子48キロ級の金ヨンラン(仁川東区庁)、52キロ級の金ギョンオク(ハイウォン)も五輪代表に選ばれた。



why@donga.com