Go to contents

親朴連帯・徐清源代表の追徴金4億ウォン、検察が出所捜査

親朴連帯・徐清源代表の追徴金4億ウォン、検察が出所捜査

Posted April. 24, 2008 05:04,   

親朴連帯の比例代表公認をめぐる疑惑を捜査しているソウル中央地検公安1部(孔相勳部長)は23日、親朴連帯の比例代表1番で当選した梁貞礼(ヤン・ジョンレ)氏(31・女)と実母・金スンエ氏を参考人として呼んで事情聴取した。

同日午後1時ごろ、ソウル中央地検庁舎に到着した梁氏と母親の金氏は、取材陣を避け、地下駐車場から調査室に上がった。梁氏が検察に出頭したのは、自分の比例代表公認を取り巻く疑惑に対し、釈明会見を開いた14日以後、9日ぶりのことだ。梁氏はこれまでマスコミを避け、入院していた模様だ。

検察は同日、梁氏と金氏に対し、比例代表1番の公認、1億ウォンの特別党費のほかに15億5000万ウォンという巨額を提供した経緯などについて追及した。

また、梁氏に対して提起された学歴詐称や経歴詐称疑惑、中央選挙管理委員会に夫の財産を届け出なかった経緯などについても調べた。

検察は前日、参考人として事情聴取した親朴連帯の比例代表3番で当選した金魯植(キム・ノシク)氏(63)を同日再び呼んで、2日間に渡って調べた。

検察は前日、金魯植氏が「党に15億ウォンを貸した」と供述したのと関連し、党に金銭を渡した経緯と資金について追及した。検察は前日、金魯植氏の自宅及び事務室を家宅捜索した。検察関係者は、「梁貞礼氏と金魯植氏には、今後も何度かさらに調べを受けてもらわなければならない」と話した。

検察は、巨額の資金を党に提供した二人が、上位順番の比例代表公認を受けた点に着目し、二人が渡した金銭が、公認の見返りである可能性が高いと見て、捜査を進めている。

さらに検察は、不法大統領選挙資金募金事件で、04年、12億ウォンの追徴金を課せられた親朴連帯の徐清源(ソ・チョンウォン)代表が、未納分の追徴金4億ウォンを1月29日と先月27日に2億ウォンずつ納めた事実を確認し、この資金の出所を確認している。

検察は、梁貞礼氏と金魯植氏に対する捜査結果が出た段階で、徐代表を召還する方針だ。



wing@donga.com dnsp@donga.com