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ブッシュ氏、プーチン氏と「最後の首脳会談」 和気あいあいムード

ブッシュ氏、プーチン氏と「最後の首脳会談」 和気あいあいムード

Posted April. 07, 2008 04:39,   

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ブッシュ米大統領とロシアのプーチン大統領が5、6日、ロシア黒海沿岸の保養地ソチで首脳の資格では最後の会談を行い、懸案について議論した。

プーチン大統領の招待で非公式晩餐と朝食会の形式で行われた告別会談で、両国首脳はお互いを讃えながら友好を誇示したと、ロシア官営のノーボスチ通信が配信した。

5日、プーチン大統領の別荘で民俗歌舞団のショーを見て晩餐を終えたブッシュ大統領は、プーチン大統領に「あなたは話したいことを果敢に話す強いリーダーだ」と述べた。

引き続き、ブッシュ大統領は「私が(晩餐会場で)歌舞団のリズムに合わせて踊る姿をマスコミが見れなかったので嬉しい」と冗談を飛ばした。それに対してプーチン大統領は「本当に残念だ。(記者たちが見たら)あなたがどんなに踊りが上手なのか驚いたはず」と語った。

今度の告別会談では、任期を1ヵ月余り残したプーチン大統領が、任期が9ヵ月余りのブッシュ大統領を手厚くもてなして親しみを見せる場面が特に目立った。

プーチン大統領はブッシュ大統領とともに黒海の港で夕陽を眺めながら、ブッシュ大統領の腕を叩いたりもした。また、ブッシュ大統領が「ソチをとりかこむ山『ラウラ』が、どうして私の妻『ローラ』と語源が同じなのか」と聞くと、プーチン大統領は「あなたのために作った名前」とジョークで答えた。

両国首脳は6日の昼、告別会談を終える記者会見を行った。同席で両首脳は、米ロ関係の未来の青写真を示す「戦略的枠組み」という文書に署名した。

両国首脳は今度の会談で米国の東欧ミサイル防御(MD)基地の建設計画、コソボの独立問題など両国の利害関係のある主要懸案で意見の違いをかなり縮めたという。

モスクワの外交関係者の間では、両国首脳が最後の交渉で意外の成果を上げたという評価も聞かれる。

ある外交官は、「ブッシュ大統領が来月就任するメドベージェフ大統領当選者の次期政権を認める対価として、MD基地問題などでロシア側の譲歩を引き出した」と話した。ブッシュ大統領は同日、メドベージェフ当選者とも会談した。



viyonz@donga.com