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北朝鮮の朴吉淵・国連大使、来月交代へ

Posted March. 20, 2008 07:58,   

北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使(写真)が来月交代するものとみられる。

国連の消息筋は18日、「朴大使が任期を終えて、来月、平壌(ピョンヤン)に復帰する予定だ」と伝えた。同筋は「特別な理由があって交代するのではなく、任期が終了したために帰国すると聞いている」と付け加えた。

朴大使の後任には、シン・ソンホ前国連駐在次席大使が内定されたという。

01年に国連大使になった朴大使は、国連・北朝鮮代表部に勤めた期間だけでも18年間にのぼり、北朝鮮外務省では指折りの国連通とされる。

朴大使は、06年10月に北朝鮮が核実験に踏み切った直後、国連安全保障理事会が北朝鮮を批判する対北朝鮮決議案を全会一致で採択すると「全面的に拒否する。決議案の採択は、暴力団のような(gangster-like)仕業だ」と激しく非難した後、会議場から飛び出し、国連の外交界に波紋を広げたりもした。

朴大使は最近、米名門オーケストラ、ニューヨーク・フィルハーモニックの平壌公演にも深くかかわっている。フィルハーモニック側が平壌公演を発表する記者会見場に登場し、各国の記者らの質問に答えたりもした。



kong@donga.com