
フォール・スコルスが右サイドからクロスをあげると、朴智星(パク・チソン、27=マンチェスター・ユナイテッド)選手は、ゴール正面からDF2人を前に置いてイルカのように飛び上がった。朴智星のヘディングで方向を変えたボールは、フルハムのGKアンティ・ニエミ選手が手を差し伸べる余裕もなくクロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。
「大型エンジン」の異名を持つ朴智星が2日、英国ロンドンのクレイブン・コテージスタジアムで行われたイングランド・プレミアリーグ、フルハム戦で意味深いゴールを決めた。昨年4月1日のブラックバーン・ローバーズ戦で1ゴール1アシストを記録した時に怪我をした後、335日ぶりのゴールだった。270日ぶりの昨年12月26日のサンダランド戦で復帰してからは、今シーズン8試合(リーグ6試合、FA杯2試合)ぶりのゴールだった。
朴智星は、試合終了後に「本当にゴールが必要だった。得点だけがチームに信頼を与えることができるからだ」と語った。昨シーズン、5得点を決めるほどの絶頂の技量を見せる最中での怪我と、それによる長期間の空白だっただけに、今回のゴールには格別な意味がある。この2週間ベンチを温めながら主力争いから取り残されるのでは、との見方もあった。
マンUのファーガソン監督は「智星のゴールがフルハムの選手たちを完全に挫かせた」と話し、「とても良いゴールだった。ほぼ1年ぶりに出たゴールだったので私も気持ちが良い」と満足感を示した。
サイド攻撃を任された朴智星は、持ち前の豊富な運動量を発揮しながら先制点と3点目にも間接的に絡むなど、攻守両面で大活躍した。
サッカー専門ケーブルテレビのスカイスポーツは、朴智星について「優れた決定力だった」という評価とともに評点7点を与えた。FKで先制ゴールを決めたオーウェン・ハーグリーブス選手とルイス・ナニ選手に対しては評点8点をつけた。
この日の朴智星のゴールはプレミアリーグ通算7点目。カーリングカップ大会までを入れると8ゴール目(8アシスト)になる。
マンUは3−0で完勝し勝ち点を64とし、この日アストン・ビラと1−1で引き分けて勝ち点を1点のみ追加したアーセナル(勝ち点65)を猛追撃している。
yjongk@donga.com






