大統領府は3日、李宅淳(イ・テクスン)警察庁長官(2月9日任期満了)の後任に対する人事権を李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者側に渡すと明らかにした。
千皓宣(チョン・ホソン)大統領広報首席秘書官兼報道官は同日の定例ブリーフィングで、「警察庁長官は任期制である上に国会の人事聴聞会を経なければならないため、人選に時間がかかる」とし、「大統領職引継ぎ委員会の意見を聞いて人選の手続きを進めるか、代行の体制にするかを決める」と話した。
大統領府の主要関係者は、「新政府で務めることになる警察庁長官であるだけに当選者側で人事権を行使するのが望ましい」と話した。さらに大統領府は、大統領が任命する政務職で近いうちに任期が満了するか、辞意を表明した国家清廉委員会の常任委員、国民体育振興公団の監査役、中央公務員教育院長らの人選についても引継ぎ委員会側の見解を尊重する方針だ。
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