国会は28日に本会議を開き、08年度政府予算案やザイトゥン部隊のイラクへの派兵延長同意案を、それぞれ可決した。
国会は同日、来年の政府予算を256兆1007億ウォンと確定した。これは政府が提出した予算案の257兆3000億ウォンよりも1兆1993億ウォン減ったものだ。
国会で新たに編成された金額は2兆4767億ウォンで、削減された金額は1兆2774億ウォンだ。
分野別には、△教育=2266億ウォン、△社会福祉=1652億ウォンなどが減った一方、△中小企業研究開発(R&D)=2000億ウォン、△新エネルギー研究開発=1000億ウォン、△在来市場の駐車場建設費=280億ウォンなどは、政府案より増えた。
国会はまた、今年末に予定されていたザイトゥン部隊の派兵期間を08年末まで1年間延長する「国軍部隊のイラクへの派遣延長および任務終了計画同意案」を議決した。
派兵延長同意案は、大統合民主新党の「反対」の党論にもかかわらず、在籍議員256人のうち賛成=146人、反対=105人、棄権=5人で可決された。大統合民主新党議員16人は党論に従わずに賛成票を投じ、5人は棄権した。
同意案は今年末まで、およそ1250人の全員を撤退させることにしていた当初の計画を変更して、650人あまりは08年12月までに撤退するという内容を盛り込んでいる。ザイトゥン部隊隊員600人あまりはすでに帰国した。
国会は同日の本会議を最後に、今年のすべての日程を終え、閉会した。
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