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金ドンチョル議員事件捜査着手

Posted August. 08, 2007 03:02,   

検察は7日、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長の借名保有疑惑が持ち上がったソウル江南区道谷洞(カンナムグ・トゴクドン)の土地に関する監査院の特別監査の問答書を公開した大統合民主新党の金ドンチョル議員に対する捜査依頼事件を、ソウル中央地検・特別捜査チームに担当させた。

検察は、ハンナラ党の法律支援団が提出した資料を検討した後、金議員が監査院から資料を受け取った経緯や、監査院でその資料を外部に流出したかどうかなどを調査する予定だ。

これに先立つ6日、金議員は国会で「1995年当時、道谷洞の土地の購入実務を担当したポスコ開発の役員や従業員に対する監査院の問答書などを見れば、『土地の持ち主(李前市長の長兄や義弟)と会って、事実上の所有者が特定人(李前市長)であり、金滿堤(キム・マンジェ)ポスコ会長とも知り合いだという話を聞いた』というくだりがある」として、李前市長が道谷洞土地の実質的な所有者だという疑惑を主張した。

ハンナラ党では、「膨大な監査院の記録は外部に流出しなければわからない内容だ」とし、検察に捜査を依頼した。

検察ではまた、不動産の借名保有疑惑を解明するため、李前市長の長兄・李サンウン氏と、義弟・金ジェジョン氏などの金融取引の内容を分析している。

検察関係者は、「李サンウン氏と金氏などの金融取引の追跡同意書で確認できない部分は、口座の追跡状を取って捜査している」と述べた。

いっぽう、ベンチャー企業「BBK」の詐欺投資やオプショナル・ベンチャーズの株価操作事件の核心人物で、米国に滞在している在米韓国人、金ギョンジュン(41)氏は、7日現在まで、人身保護の控訴審裁判をあきらめていないことが確認された。



needjung@donga.com dnsp@donga.com