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火を噴く壇上、落ち着いた壇下

Posted July. 27, 2007 03:11,   

李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長と朴槿恵(パク・グンヘ)前ハンナラ党代表の支持者間の衝突で中止になったハンナラ党の大統領選党内選挙候補の合同演説会が26日午後、釜山(プサン)の社稷(サジク)室内体育館で、約7000人(警察推算)の党役員と党員たちが参加して再開された。

党指導部が演説会中の騒乱行為を禁じたうえ、アフガニスタンの拉致事態まで重なり、22日の済州(チェジュ)第1回演説会の時よりも比較的静かなムードで進められた。演説会場の中央には、「アフガン拉致被害者の無事帰還を祈ります」という大きな垂れ幕がかけられ、各候補と一部党役員は胸に「謹弔」のリボンをつけた。

李前市長と朴前代表の支持者たちは演説会の開始前から、会場全体に響くほど「李明博」、「朴槿恵」を叫んだが、約30人の要員が両陣営を制止して衝突はなかった。

しかし両候補は演説で、「経済大統領論」(李前市長)と「無欠点候補論」(朴前代表)を掲げ、鋭く対立した。洪準杓(ホン・ジュンピョ)、元喜龍(ウォン・ヒリョン)議員も互いに自分が政権獲得の適任者だと主張した。

▲李前市長、「経済を回復させる大統領になる」〓李前市長は演説の80%を経済活性化の対策に割き、朴前代表との差別化に力を注いだ。朴前代表に対する直接攻撃は自制した。

李前市長は、「今朝、タクシーの運転手に会ったら、釜山の経済を回復するよう頼まれた」と述べ、「現政権は、李明博が大統領選候補にならないように頭を使っているので、国がうまくいかない」と批判した。

李前市長はさらに、「釜山の経済を回復させることは、大韓民国1人当たりの国民所得を4万ドルにするうえで決定的な問題だ。大統領になれば、釜山、蔚山(ウルサン)、慶尚南道(キョンサンナムド)などを広域経済圏として結び、世界と競えるようにする」と述べ、地域民心に訴えた。

また、「この時代に政権交代よりも重要なことがあるだろうか。李明博が大統領になる時、釜山が変わる」と述べ、「党内選挙が終わった後は、本選で団結することこそ、(演説会場の)こちらにいらっしゃる方々(朴前代表支持者たち)の希望であり、私たちの希望だ」と付け加えた。

▲朴前代表、「欠点のない候補だけが本番で必勝」〓朴前代表は、アフガン事態に対する哀悼を示した後、ただちに李前市長に照準をあて、自分が欠点のない候補であることを強調した。

朴前代表は、「ハンナラ党の候補が決まれば大統領選まで4ヵ月の間、現政権が想像を超える攻撃をするだろう。候補になった後に問題が起これば、政権交代は不可能になる」と主張した。

朴前代表はさらに、「約束した党内選挙の規則を変えて演説会の日程を回避し、テレビ討論はできないという弱い候補で、どうやって執拗な与党(反ハンナラ陣営)に勝つことができるだろうか。私が、党員みなさんの10年間の『恨』を一発で吹き飛ばす」と主張した。

朴前代表は、李前市長の「経済大統領論」についても、「経済は総合芸術だ。企業経営を経験したからといって、国の経済を活性化できるというわけではない」と述べ、「私の父(朴正熙元大統領)は軍人出身で、米国のレーガン元大統領は映画俳優だったが、経済を回復させた大統領として記憶されている」と主張した。

釜山を北東アジアで最も競争力のある物流中心基地にするという公約も、発表した。これと関連して李前市長は演説会を終えた後、記者に対し、「(朴前代表が攻防を中止するという)約束を破った。もはや各自のやり方で(選挙運動を)すべきだろう」と述べ、不快感を表した。

▲洪準杓と元喜龍の両議員、「ビッグ2、争いをやめよ」〓元喜龍議員は、「血を吐く心情で訴える。このように誹謗し合って争っては本選で勝つことはできない。(党員のみなさんが)世論調査の電話を受ければ、元喜龍に票を入れると言ってほしい。洪準杓でもいい」と述べて、「ビッグ2」を批判した。

洪議員も、「両候補は、寝て起きれば死に物狂いで争う」と非難した。

李前市長側には、「(朴前代表が故・崔太敏牧師と)恋愛をしたかどうかをなぜ検証するのか。全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領から6億ウォンを受け取ったことを問題視するが、弔意金を受け取って税金を払う人を見たことがあるのか」と非難した。

また、朴前代表側にも、「どの私企業が、経営を道徳的、倫理的側面だけでおこなうだろうか。(李前市長が)企業を経営して、金儲けが目に入る時もあったのではないか」と述べた。



ddr@donga.com kimhs@donga.com