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「十本の指はなくても両足がある」山岳家の金ホンビン、エベレスト登頂に成功

「十本の指はなくても両足がある」山岳家の金ホンビン、エベレスト登頂に成功

Posted May. 17, 2007 03:57,   

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両手の指すべてを失った山岳家の金ホンビン(43)さんが、世界最高峰エベレスト(8850m)の頂上に立った。韓蒼ケ路公社山岳チームによれば、金さんは16日(韓国時間)午後、金ミゴン(36)、ユン・ジュンヒョン(37)隊員と一緒に、ネパールの方の南東稜ルーツでエベレスト登頂に成功した。

1991年の北米最高峰マッキンリー(6194m)に上がった時、凍傷で十本の指をすべて切らなければならなかった金さんは、1989年から3回挑戦したすえに、エベレストの頂上を踏んだ。昨年登ったガッシャーブルムⅡ(8035m)とシシャパンマ(8027m)に続いて、3回目でヒマラヤ8000m級高地に立った。

また、韓国女性スポーツ・クライミングの第一人者であるコ・ミヨン(40、コーロンスポーツ・チャレンジチーム)さんも同日午前、中国の方の北東稜ルーツからエベレスト頂上に立った。

コさんのヒマラヤ8000m級高峰登頂は昨年10月1日、世界第6位のチョー・オユー(海抜8201m)峰に続いて2番目。エベレストへの挑戦は今回が2回目で、コさんは昨年5月、初めての8000m級挑戦であったエベレスト登坂で足に凍傷を負い、海抜7500m地点で諦めざるを得なかった。



jeon@donga.com