22日に開かれた第6回全国区間マラソンで最も輝いた選手は、忠北(チュンブク)体高のペク・スイン(18)と原州(ウォンジュ)サンジ女子高のチョン・ジンウ(17)だった。この二人は、フルコースを六つの区間に分けて開かれた大会で、チーム優勝に決定的な役割を果たした。
ペク・スインは、8.1kmを走る2区間(23分58秒)で、チョン・ジンウは7.4kmを走る1区間(24分29秒)で2位グループに大差をつけ、勝利の立役者となった。
忠北体高3年生のペク・スインは持久力とスピードを兼備していた。5000mの最高記録が14分31秒、10kmは30分08秒。最近のマラソンにはスピード争いの傾向が強いので、トレーニング次第では「第2の李鳳柱(イ・ボンジュ)」に成長できる選手だ。「第2の黄永祚(ファン・ヨンジョ)」という評価を受けるチョン・ウンフェ(建国大)に押され、昨年まで、各種全国大会で2、3位圏にとどまったが、潜在力は無限と評価されている。チョン・ウンフェが今年、大学に進学し、高校ランキングでトップに上がった。最近、韓国マラソンに有望な選手がいない理由は「努力しないから」と堂々と答える新世代でもある。ペク・スインは、「走るのが好きです。高校卒業してから実業チームに行き、必ず李鳳柱先輩のようなマラソンランナーになります」と語る。
サンジ女子高3年生のチョン・ジンウは負傷のため、これまで実力を発揮できずにいた。両すねの骨折で長いこと苦労してきた。しかし、負傷から立ち直り、今年2月からはトレーニングを受けるようになり、次第に変わってきた。164cm、52kgのしっかりした体格から出るスピードでレースを主導している。この日も、レースの雰囲気を牛耳る1区間走者として出場、束草(ソクチョ)女子高の李セジョンに30秒も差をつけトップで通過し、チームを勝利に導いた。
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