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[オピニオン]楊枝の接待

Posted February. 01, 2007 06:58,   

国会に倫理委員会ができたのは、盧泰愚(ノ・テウ)政権末期の91年7月だった。民自党の南載熙(ナム・ジェヒ)議員が初代委員長を引き受けた。翌年発足した第14代国会の4年間、委員長を務めたのは李鐘根(イ・ジョングン)議員。忠鋻北道忠州(チュンチョンブクド・チュンジュ)出身で、金鍾泌(キム・ジョンピル)元自民連総裁とは陸軍士官学校8期の同期生の李議員は、国会会期の時だけソウルに上京して、娘の自宅で暮らしながら議員活動を行った。多くの議員たちが「財産公開の台風」に戸惑い子どもの名義の財産を隠したり、弁解に余念がなかったときにも彼は「子どもたちの結婚の時にも一文の金も与えていない」と淡々と語った。

◆うわべだけは6選議員だったが、李議員は倫理委員長として在職しながら接待費をたった1ウォンの金も使わなかった。その代わり、一所懸命に貯めては年末に、倫理委員たちを呼び集めては均等に分けてやっていた。金泳三(キム・ヨンサム)政権の時までは、金に困る与党議員はほとんどいなかった。一部の議員たちは「いくばくかの金のため…自分のタクシー代にでも使えばいいのに、分けてやると言ってはわざわざ人を呼び出したりして」と愚痴をこぼしたりもした。それでも彼は毎年、同じことを繰り返した。

◆米国民主党議会の指導部が公言した議員倫理法の骨子が公開された。ウォール・ストリット・ジャーナルは今月中に成立すると見られる議員倫理法を紹介しながら、「爪楊枝規定」だと呼んだ。議員たちがロビイストからの接待を受けても、「爪楊枝で立ち食いできるぐらいの食べ物」程度を認めているからだ。議員たちを招待して、「生ガキの前菜」と「ガキパスタ」をもてなそうとしていた米国水産業のロビー団体も急遽、メニューを変えた。生ガキは爪楊枝で食べられるが、パスタは食べられないからだろう。

◆米国ではワシントンや地域区を行き来する際、個人専用機を利用する議員たちが多い。飛行機の場所の提供も厳しくなった。ヘリコプターは除外。さまざまな制限規定はあるものの、一応「固定された翼をつけている飛行機」が禁止対象であるからだ。米議会は今回の法案をウォーターゲート・スキャンダル以来、最も強力な倫理規定だと自画自賛している。さあ、どうだろう。数年前に故人となった李鐘根議員なら「爪楊枝接待」も拒んだかもしれない。

金昌赫(キム・チャンヒョク)論説委員 chang@donga.com