韓国選手団が０７トリノ冬季ユニバーシアード大会で連日善戦を繰り広げている。韓国は女子スピード・スケーティングの期待株、李サンファ（徽慶女子高校、韓国体育大学入学予定）が２１日、韓国チームの２番目の金メダルを取るなど、週末の２日間、７個の金メダルを獲得した。同日まで韓国は金２個、銀５個、銅メダル２個で総合順位４位をマークしている。
これは韓国の伝統的な「メダル畑」のショート・トラックがまだ始まっていないことを勘案すれば、とても良い成績。李サンファは２１日、イタリア・トリノ・オバルリンゴトで行われたスピード・スケーティング女子５００メートルで、１、２次レース合計７７．０６秒の記録で、従来の大会記録（７８．０８秒）を１．０２秒も縮めた大会新記録で優勝した。また、前日、スピード・スケーティング男子５００メートルで金メダルを取った李ガンソク（韓国体育大学）は同日、１０００メートルでも１分０９秒８９の記録で、０６トリノ冬季五輪の金メダリストのエンリコ・ファブリス（１分０９秒６８）に０．２１秒遅れて、銀メダルを追加した。
スピード・スケーティング最高のスプリントを決める男子５００メートルで、韓国は李ガンソクが１位、李ギホ（檀国大学）とモ・テボム（蚕室高校、韓国体育大学入学予定）が２、３位を占めた。
歴代ユニバーシアード大会スピード・スケーティングで韓国が金メダルを取ったのは、女子では１９７２年米レーク・プラシッド大会でチョン・ソノク（１０００メートル）、１９９１年札幌大会でユ・ソンヒ（５００メートル）、１９９７年茂朱（ムジュ）大会でチョン・ヒジュ（１５００メートル）以後、李サンファが４番目、男子では李ガンソクが初めてだ。
韓国は２０日、スキージャンプ男子Ｋ−９５個人戦で、チェ・ヨンジク（大韓スキー協会）が銀メダルを取ったのに続いて、２１日の団体戦でもチェ・ヨンジク、チェ・フンチョル（以上、大韓スキー協会）、カン・チルグ（韓国体育大学）が総点６８４点で、オーストリア（７１７点）に続いて銀メダルを追加した。フィギュア女子シングルではシン・イェジ（クァンムン高校、ソウル女子大学入学予定）が４位（１４８．２４点）にとどまった。
kimsk@donga.com
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