「お願いだから、もっと練習時間をくれ。」いつも聞かれる言葉だ。もう飽きるほどだ。サッカー先進国から来た外国人監督は、「代表チームの実力向上のためにはさらに時間が必要だ」と口をそろえて言う。
国家代表、オリンピック、アジア大会代表チームを総括しているピーム・ファーベーク監督も同じだ。06ドーハアジア大会では4位に止まり、20年ぶりの首位奪還に失敗した同監督は最近、「選手の戦術理解力が劣る。代表チームの召集期間を増やさなければならない」と述べた。02韓日W杯の時のコーチとして、フーズ・ヒディンク元監督を補佐して4強神話を牽引した彼は、「02年は大会を控えて5ヵ月間集中練習を行って、15回の国際大会を経験した。しかし、今は事情が違う」と指摘した。
その通りだ。02年にはW杯開催国として、代表チームを全的に後押しする雰囲気が形成されていたが、今はプロ球団の顔を覗わざる得なくなった。プロリーグ中心に運営しながら、Aマッチ(国家代表間の試合)か国際大会がある時に、代表チームを期限付きで召集して練習する先進国型に変わるしかない。
プロが生き残ってこそ韓国サッカーが生き残れるからだ。代表チームのために犠牲になるという球団はどこにもない。国際サッカー連盟(FIFA)は、W杯、オリンピックなど国際大会本選は14日前、国際大会予選は初試合の4日前、Aマッチは2日前に代表チームを召集するようにと定めている。
結局、ファーベーク監督が韓日W杯以後、急激に変化している韓国サッカーのパラダイムに合わせて変わらなければならないということだ。口癖のように「練習時間」のせいばかりにしていては、敢えて外国の監督を使う必要がないという主張が説得力を得る。06ドイツW杯を控えて、ディック・アドフォカート監督の要請を受け、海外転地訓練などにたくさんの時間を与えたが、結果は16強脱落だった。
専門家は1、2ヵ月間を一緒に練習したからといって、戦術運営能力が際立って改善することはないと指摘する。韓国サッカー研究所の辛文善(シン・ムンソン)首席研究員は、「代表チームは選手を教えるところではない。プロ選手の中で、実力とコンディションの良い選手を選んで使えばよいのだ。代表チームの召集で実力を育てようとする発想は、韓国サッカーを後退させるだろう」と話した。
来年7月に行われる07アジアカップ本大会をめぐって、ファーベーク監督は「少なくても6週間の練習時間がほしい」と主張している。プロ監督らは、「プロはどうしろと言うんだ」と反発を強めていて、早くから緊張が高まっている。韓国サッカーの発展のために、知恵を絞らなければならない時だ。
yjongk@donga.com






