アドフォカートのリーダー・シップの危機か、チャンスか。
「お天気について質問されると思う」。韓国サッカー代表チームのディック・アドフォカート(写真)監督は8日、ドイツのレバクーゼン・トレーニング場で韓国取材団をみて笑顔でこう話した。以前の海外合宿地であるスコットランドでは気候の変化が激しかった。韓国記者たちが一日に何回もお天気について質問したことをジョークにしたのだ。
昨年10月に赴任したアドフォカート監督は、「短い時間に、韓国チームを驚くほど変化させた」と評価されている。変化の核心は、韓国選手団に自信を持たせることだった。
アドフォカート監督は、「韓国に着いてみると、選手団は自信を失っていた状態だった。何よりも自信を持たせるのが、韓国チームのため必要なことだった」と述べた。
アドフォカート監督が選んだ方法は、選手たちに対する「称賛」だった。何回も選手たちを褒めては褒めた。もちろん、多血質の性格である彼は、グラウンドでは選手たちがミスを犯せば大声を出して叱責した。
アドフォカート監督が赴任してからの初試合だったイラン戦で勝利をおさめると、韓国選手団の雰囲気は変った。以後、韓国選手団は9勝3敗2引分けの好成績をおさめ、スコットランドに渡った。
しかしその後、ノルウェー戦で引分け、ガーナ戦では負けて韓国選手団の士気は急速に低下した。アドフォカート監督はとうとう7日、洪明甫(ホン・ミョンボ)コーチと主将の李雲在(イ・ウンジェ)選手に、選手たちの精神的安定のため努力して欲しいと要請するに至った。
アドフォカート監督は選手たちに自信を持たせるため努めてきた。韓国チームの自信は一番重要な時点で沈んでいる。アドフォカート監督としては最も大きな力量を発揮しなければならない瞬間だ。
yjongk@donga.com






